今日は出張先のインディアナ州で、
関連会社のメンバーと夕食に行った。
夕食ではもう少しで仕事からは引退を考えていて、
パートタイムでCFO業務を引き受けてくれているメンバーと隣になった。
引退を考えているのは、余生を過ごすのに必要な資金は十分にあり、
もうそれなりの年になって、持病も抱えているため。
また、パートタイムで働きながらも、
前からやりたいと思っていた教会の運営サポートにも取り組んでいるとのことだった。
彼は敬虔なキリスト教徒(プロテスタント)である。
彼によれば、アメリカ北東部にカトリックが多く、それ以外の地域では全体的にプロテスタントが多い、とのこと。
そして、カトリックは民主党、プロテスタントは共和党を支持する傾向にあるそうだ。
プロテスタントは個人が直接 神と対峙しながら生きるのに対して、
カトリックは神と個人の間にローマ教皇(Pope)が位置する、との違いを教えてくれた。
彼は50名程が所属するプロテスタントの教会の財務会計を担当しており、
教会で所有する不動産の賃貸やカフェテリアの運営などを手掛けている。
以前に比べて教会への寄付金が減っている中で、
教会が自立して運営できるよう、これまでのビジネス経験を生かして
財務面からサポートしている。
教会では大人から子供までの各年代向けに様々なプログラムを提供している。
聖書講義や讃美歌のレッスンを通じて、若者や子供の健全な発育や、
地域コミュニティの心の安寧をもたらすための取り組みを行っている。
彼が子供時代を過ごした1970・80年代は、スポーツや学校以外での
時間の使い道は限られていたという。
そのため日曜日は教会に行き、それを通じた地域コミュニティの活動で時間を過ごしていた。
しかし、今は余暇を過ごすのも様々な選択肢があり、
教会に行くという選択肢を取る若者は減り、
結果として教会に寄付するということも減少傾向のようだ。
それでも教会に行くという選択肢を準備しておくことが、
地域コミュニティにとっても重要なことであると彼は考えている。
世の流れもバイオリズムがあり、今は減少傾向にあり、
今後もさらに縮小することがあるかもしれないが、
また必要とされること時期がきっと来るだろう、とのことだった。
人生の晩年に差し掛かった時に、
自分が積み上げたことをどのように社会に還元していくべきかを考える上で、大変参考になった。