最近よく話題に上がる副業について、

自分の適性も踏まえて考えてみたいと思い、

Kindly Unlimitedに加入中ということもあり読んでみた。

 

2020年6月に読んだ「知っているかいないかで大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略」と

よく似た内容という印象を持った。

 

 

前提として、自分がこういった本を手に取った時の動機に

そもそもの問題があったように改めて感じた。

 

基本はハウツー本であり、それぞれの著者はそういったニーズに沿った形で書いている。

そういった意味でもハウツーの観点から参考になる情報はあった。

 

ところが、小田嶋隆の村上龍の「13才のハローワーク」に対する批判に近いかもしれないが、

「資本主義のルールをうまく活用している俺って、どうだ、すごいだろ」感が出てしまっている。

また、自身のメルマガやLINEの公式アカウントに誘導する等、

仕組・システムを利用して貪ろうとする宮台さんが言うところの感情の劣化が見え隠れする。

 

こんなことを偉そうに言いながら、自分自身もそういった劣化した感情を元に、

これらの本を手に取っているわけなので自業自得である。