久々の更新です。
サブのアンプ兼実験シャーシは、RCA45を前段SRPP回路でRCA 6SL7GT、整流管をムラード 5Y3GTで動作してます。
これをGEC KT−66三結に変更することにしました。
部品交換後、整流管をムラード GZ32に替えて電圧チェックです。
無事に調整が済んだので音質確認です。
少し心配なのは出力トランスのマグネクエストDS−050の許容電流が40mAなのですが、カソード抵抗に使うDALEメタルクラッド抵抗の手持ちが470Ωしか無かったことで、42mA流れています。
トランス自体は触っても熱くなっていないので、暫くは様子をみるつもりです。
音質をチェックしたら、悪い音ではないのですが中域が厚く、高低の伸びが感じられません。かまぼこ型の音に近い感じです。
前段のRCA 6SL7GT → RCA 5691赤ベースに交換してみます。
高域が伸び、低域も伸びて締まった切れのある音になりました。
レンジが広くなり、情報量もいっきに増えた感じです。
中域のボーカル付近の付帯音もなく、見通しが良くなりました。
KT−66は三結が一番良い音がするという記事をよく目にしますが、実際やってみて「なるほど」と感じました。
今までRCA 45を聴いていましたが、直熱3極管の音にかなり近い音質だと思います。
気に入った音質なので、暫くはKT−66の音で楽しみたいと思います。
今回使用したKT−66はスモーク球なのですが、透明なガラス管のGEC KT−66も手持ちしてるので、差し替えて音質の違いを確認したいと思います。