今日、ついに彼女と別れることになった。
早弥乃がやっぱり今気になっている彼のことを忘れられないから。

早弥乃の好きなところを挙げてみた。
早弥乃は彼のどこが好きなのかわからない、
付き合うことができても、すぐに嫌いになるかも、
などといろいろ言うが、やっぱり、それでも今の生活を改善できない。

朝まで飲むのも彼が好きだからだそう。
たばこは大嫌いなのに、彼が好きだから平気なのだそう。
私がそばにいるときにはそんな事は一度もなかった。
それくらいお酒の席が嫌いな人だった。

早弥乃は泣いていた。
それでも、彼を諦める事はできないらしい。

まだ私のことを好きだというし、私のほうがよいのも分かるという。

そして、ついつい、その言葉に負けてしまいがちになるが、
ここは強く自分を自制した。
そうしないと、早弥乃がかわいそうだから。

早弥乃はもう私を卒業したのです。

 

もて遊ばれようと、なにされようと、彼女が選んだ道。

きれいになったねと周りに言われるのも、

おしゃれになったのも、化粧もイヤリングも香水も

すべて彼を好きになったから。

 

私は、私は、諦めないといけません。