身近な山野草に目をやる事をしなかった今の私自身の関心度が薄かった事に反省し、美味しいもの選びだけが人生ではないのです、健康管理重視の食生活に78才になってやっと目覚めた様な気がします。

 これでは健康体・免疫体は薄れても当たり前かなと自身が反省している所です。

 では素材の貴重な物に目を向けて行きます。

 先ず旬なモノからでもいくつか無関心になっていたものを紹介していきますと、先ず、コシアブラ(学名: Eriobotrya japonica)ですが、このコシアブラはとても香りも良く食間はほろ苦く先ずはお浸し、胡麻和え、てんぷらと楽しみは幾つもあります。

 このコシアブラは、バラ科に属する落葉高木であり、主に東アジア原産ですが、コシアブラの果実は、甘味があり、食用として広く利用されます…その他にも葉や種子などが伝統的な医療や民間療法で使用され、コシアブラの一般的な効能を書いてみますと、念のため、科学的な裏付けは限られているのでご了承ください。
 咳や喘息の緩和に良いと昔から聞いていますが、コシアブラの葉には粘液質やタンニン、フラボノイドなどが含まれており、咳や喘息の症状を緩和する効果があると受け継がれたものがあり、確かにこれらの成分が気道を保護し、炎症を和らげる働きがある様です。
 消化器官の健康維持にも関与し、コシアブラの葉には消化を助ける酵素や食物繊維が豊富に含まれていて、消化器官の働きを促進し、便秘や消化不良などの問題を緩和する効果があると聞いています。
        
 そして血糖値の調節にも効果がある事を思い出したのですが、コシアブラの葉にはポリフェノールやフラボノイドなどの成分が含まれており、血糖値を安定させる効果があるとされ、なんと実は糖尿病や血糖値の管理が必要な人にとって、血糖値の調節に役立つのです。
 そして有難い事に、抗酸化作用も強くコシアブラに含まれるポリフェノールやビタミンCなどの抗酸化物質は、活性酸素を除去し、細胞を酸化ストレスから守り、がんや心臓病などの生活習慣病の予防に役立つのです。
 問題の免疫力向上にもとても効能成分があり、コシアブラに含まれるビタミンCやポリフェノールは、免疫機能を向上させる効果があり、免疫力の向上により、風邪やインフルエンザなどの感染症から身を守ってくれる優れモノなのです。
 しかし、これらの効能は科学的な研究によって確認されたものではないので、あくまで民間療法や伝統的な使用法に基づくものだと言う事をご理解下さい。

 従って安全性や効果については、個々の体質や健康状態によって異なる場合があるのでご理解下さい。

        

 その他一般的に良く知られている山野草と言えば、ワラビとゼンマイですが、これらは、日本の山野に自生するシダ植物であり、春に山菜として収穫され、それぞれの効能や最上の食べ方について、今までの過去の学習から少し詳しく書いてみます。
 ワラビの効能と最上の食べ方と言っても特別な食べ方はありませんが、先ず、効能の観点から書いてみますと栄養豊富だと言う事があります…ワラビにはビタミンC、食物繊維、鉄分、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれていて、血糖値の調節にも一役買っていたりするので、ワラビには血糖値を安定させる効果があるとされていたのです。
 身近にある自然良薬を忘れて、サプリを飲んだり、悩んでいましたが、極身近なモノに山野草があったのですが、色々効能があり、調べてみると私も実は驚いているのですが、利尿作用もあったり、体内の余分な水分や老廃物を排出する働きもあったのです。
 また、ワラビには消化を助ける働きもあり、ワラビに含まれる食物繊維は消化器官の働きを助け、便秘の緩和や消化不良の改善に効くのです。
 最上の食べ方と言っても極当たり前な食べ方なのですが、ワラビはさっと湯がいてから食べるのが一般的で、茹でることで苦味が和らぎ、悪を取り除き、食感も良くなります。
 和え物や炒め物にも重宝していますが、茹でたワラビは和え物や炒め物の具材として利用され、ごま和えやポン酢和え、ゴマ油で炒めるなど、さまざまな調理法があるのです。
 その他の調理法として何と言っても定番なのは天ぷらで、ワラビを天ぷらにすると、サクサクとした食感と爽やかな苦味が楽しめ、食欲がわきますよ。
 そしてゼンマイの効能と最上の食べ方もついでに書いてみますと、その効能について少し紐解いてみますが、ビタミンKの豊富な源でもあり、ゼンマイにはビタミンKが豊富に含まれていて、血液凝固や骨の健康にとても良いそうです。
 ワラビと共通するところもありますが、その一つに利尿作用です。

 ゼンマイには利尿作用があり、体内の余分な水分や老廃物を排出してくれ、その上、便秘の緩和にも役立つとも言われています。

 ゼンマイに含まれる食物繊維は腸の働きを促進し、便秘の改善に一役買っていますし、その上、栄養価も高く、ゼンマイにはビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれているのです。
 そして一般的なのですが、昔からの食べ方として最上の食べ方と聞いているのは先ず、ゼンマイは茹でることで食べやすくなり、茹で時間は短めにして、アクを取る目的で茹でます。
 そしてゆずやポン酢で食べる方法が一般的で: さっぱりとした味わいが楽しめます。
 定番ですが他にもワラビ同様、ゼンマイを天ぷらにして食べると、香ばしさと歯ごたえが楽しめるのです。

 自然の宝庫・大地が生む自然の恵みを存分に召し上がってみてはいかがでしょうか?