今更ですが、私自身置き去りにして来た旬の山野草ですが…免疫成分や効能について調べて見たら実はとんでもない物だったので紹介します。

 日頃お聞きになっている物ばかりだと思いますが、改めて見直して見ました。

 機会があれば写真で紹介しますが、先ずはウワバミソウ(学名: Equisetum arvense)は、日本では古くから漢方薬や民間療法で利用されてきた植物で、一般的には「ホーステール」として知られています。

 ウワバミソウにはさまざまな健康効果があるとされていますが、科学的な裏付けは限られ、一般的に伝えられる効能をいくつか挙げて見ると、これらは医学的な効果が確実にあるという証拠がないので、悪しからず…
 ウワバミソウは利尿作用があると言われていて、腎臓の機能を刺激して尿の排出を促進するといわれ、尿路感染症や浮腫(むくみ)などの症状を緩和するのに役立つようです。
 そして、ウワバミソウにはシリカ(ケイ素)やカルシウムなどのミネラルが含まれており、これらのミネラルは骨や爪、髪などの健康に必要な成分であるため、ウワバミソウを摂取することでミネラル補給が期待できるのです。

        
 ウワバミソウには抗酸化物質やポリフェノールが含まれており、これらの成分が血液を浄化する働きがあり、血液浄化が促進されることで、体内の毒素排出や代謝の改善がされます。
 ウワバミソウは古くから外用薬として使用されており、かぶれや湿疹、虫刺されなどの皮膚トラブルの緩和に効果があるとされ、、シリカが皮膚の健康に良い影響を与えると言われています。        
 山野草であるがゆえに半面注意する事も必要なようですが、過剰に取り過ぎない様注意をした方が良いとも聞いていますので、逆に過剰な摂取は健康に害を及ぼす事もあり、適切な摂取量を守ることが重要だと言う事です。
 ウワバミソウを摂取する際には、安全な方法で摂取する事も大事なようです。
 次に、山菜の王様とも呼ばれるたらの目(タラノメ、学名: Vaccinium vitis-idaea)は、ツツジ科の植物で、ベリーの一種です。北米やヨーロッパ、アジアなどでも良く知られていますが、たらの目には健康に良いとされる成分が含まれていて、沢山の効能が報告されています。
 先ず山野草には当たり前の様に備わっている抗酸化作用ですが、たらの目にはポリフェノールやビタミンCなどの抗酸化物質が豊富に含まれているのです。

        

 この成分は活性酸素を除去し、細胞を酸化ストレスから守り、がんや心臓病などの生活習慣病の予防に役立つといわれているのです。
 そして何と言っても山野草の強みは免疫力向上と言う所が強力に作用し、たらの目に含まれるビタミンCやポリフェノールは、免疫機能を向上させる効果があるのです。

 免疫力の向上により、風邪やインフルエンザなどの感染症から身を守り、また、尿路感染症の予防にも効果があるとも言われていますが、たらの目には尿路感染症を予防する効果があるので、尿路に対する殺菌作用や尿の酸性度を高める効果も数多く報告されています。
 そして消化器官の健康維持にも関係していて、たらの目には食物繊維が豊富に含まれており、消化器官の働きを助け、便秘の予防や消化を助けることで、消化器官の健康状態を維持するのに役立つようです。
 ただし、これらの効能は科学的な研究によって確認されたものではなく、あくまで民間療法や伝統的な使用法に基づくものなので、安全性や効果については、個々の体質や健康状態によって異なってきますので、健康上の問題がある場合や新しいサプリメントを導入する場合には、医師や専門家に相談した上で決めてもいいのではないかと思います。