「糖尿病」の病の改善法を考えても、糖尿病で失った健全な毛細血管を取り戻すことは出来ないという事実を知らなかった私は、今後、健康な毛細血管をより健全な形で保護育成できるよう努力していきたいと思い、健康寿命100才を目指すからには、血糖値の安定化の方法がカギだと確信したのです。

 詳しくは就寝時の血糖値をいかに安定する事が出来るかが鍵なので、一日は二十四時間、その中で約半分の時間を占める夕食時間から朝食時間までの就寝時血糖値をいかに安定化させるかで効率的に血糖値の平均値のHbA1cの値は必然的に下がると考えました。

 付け加えると朝・昼・夕の三食後に必ず起きる血糖値スパイクも同様に如何に食後の血糖値を安定させるかも大きなカギを握っている事になります。

        

 今回「糖尿病」を詳しく学ぶ機会を得た事をきっかけに資料や文献その他専門書に目を向ける機会を得、たどり着いた結論は過去長期にわたり蓄積された糖分の被膜を一枚一枚剥がす要領で時間を掛け、焦らず体質改善に専念し修復する事が解決に向けた最善の方法だと言う結論に至りました。

 傘寿を間近に控え、後期高齢者と言う人生の岐路に立った今、病に対し、今迄なおざりにして自分の犯して来た過去の反省と「終活」と言う節目を含め、今までと違った目線で「病」を学ぶ事にし、若く元気な時は健康に生んでくれた両親に感謝の気持ちが疎かになっていた事を反省する毎日を送っています。

 私が健康に異変を感じたのは定年間近、何度も思い返すことになりますが、左耳に難聴が発症、専門医の耳鼻咽喉科の門を叩き、通院が始まった時からです。

医学の世界は日進月歩、新しい「糖尿病」治療法が次々と公開され、私も生まれ変わる事が出来ると確信するまでに至ったのです。

 薬事療法が主流の現代の対処療法が見違える様な最新の治療法にとって替わろうとしている潮流の存在を知り、とても驚きました。

        

 それは薬に頼らない自然治癒力を活性化させ、生物学の理に叶った副作用のない健全な改善法にとても感銘を受けたのです。

 「糖尿病」は不治の病、薬に頼らず自然治癒を引用して挑戦する治療法に力強さを感じ、実践を通して立証して見ようと元気を授けられました。

 「糖尿病」はヒトの全身の病の根源と言うと大袈裟になりますが、病の大元は酸化されたサビが発生し、「血流・血行」の障害が発端で血管に障害が起き、動脈硬化・血管の老化が原因で炎症する部位によって病となり、「血行・血流」が阻害されると血行障害、血液障害の形で癌や病が発症し、脳や心臓に異常を来し、心筋梗塞や脳梗塞までも発症します。

 ヒトには不思議な現象やメカニズムそして微妙なホルモンのバランスの原理等がいりまじり、ヒトの生命体を知れば知る程言葉では言い表せない不思議な生物だと言う事も学びました。

 ヒトには共通している人間の体温の恒常性のメカニズムの不思議があり、ヒトの身体の不思議なメカニズムの実態の数々も未だ解明されていない医療の世界の現実を知り、もしかしてわが身を呈して解明出来たら…そんな稚拙な思いに駆られたのです。