松竹梅の由来は、歳寒三友(さんかんのさんゆう)でしたが、これは、絵をかく上での画題ですから上下関係はなく順番も無かったと言う事ですが、歳寒三友(さんかんのさんゆう)が日本に入ってから、江戸時代になり、松竹梅として縁起物として尊重されるようになったようです。松は平安時代、竹は室町時代、梅は江戸時代に縁起物として尊重されるようになったといわれていて、その順番になった説があります。また、松、竹、梅の3つを組み合わせて呼ぶときに、松竹梅が一番語呂がいいから松、竹、梅の順番になった説もあり、さらに、江戸時代になり、寿司屋が特上、上、並と寿司の価格を松、竹、梅と縁起物を使い表現したという説とか…いろんな説がありますが、これが絶対という事ではない様で、特に「玄関飾り」の中で使われている縁起物の様に聞くところによりますと江戸時代の言葉遊びとして「しゃれ言葉」言葉の遊びとしてつかわれてきたようです。江戸時代から松竹梅が縁起物として使われるようになり、順番をつけたほうが使いやすいから、いつのまにか自然に順番がついたというのです。この松竹梅の名前からつけられた「松竹梅商法」というビジネス商法があって、この「松竹梅商法」を知っていると、あなたが、買い物をするときや外食をするときにきっと役立つ物だと思います…なぜって、この商法は人の自然な心理を巧みに使っている商法なので、売り手が、売りたい商品などに、あなたを誘いこむ商法だからです。

             

 この商法を知っておくと、いつの間にか知らず知らずのうちに誘導されてしまうこの方法から逃れる事が出来るので興味がありましたら参考に調べてみてはいかがでしょうか?簡単に言うと

価格の設定を1つではなく、3つ以上にすることで、商品単価を上げる手法「松竹梅商法」と言う事のようです。例えばお寿司屋さんに二人で食事に行ったとします。そこには3種類の松コース、竹コース、梅コースがありました。そこで選択肢が3つありますが、貴方ならどれを選びますか?そうなんです、これが松竹梅商法なのです…平均的に選ばれるのは無難な所の真ん中の価格帯竹コースが選ばれているのが通常のようです。あなたはいかがでしたか?

        

 この様に縁起物は日本古来からの伝統として生活に結び付いていた様でそれが文化と言う形で言い伝えられて来ました。例えば「玄関飾り」「門松」「熊手」「鏡餅」等々言葉の洒落から引用されて親しまれて来た物です。松=待つと言う訳で「年神様を待つ」と言う意味から待つにひっかけて松を使ったり「海老」は腰が曲がる迄長生きしたいと言う「長命」を願う事から使われ、海藻の「本俵」は昔のお米の入れる俵に似た形状をしていたので引用したり、お金の原点で藪柑子を使います。これはお金の原点「一両」として藪柑子の別名「一両」を使ったり、干し柿も使います。その中身は柿=喜びが来る、縮めて「来喜」、そして「ゆずりは」これは若葉が出てから落葉するので「代を譲る」から来ています。そして紅白の「御幣」…昔は純粋に真っ白な和紙を使用する物でしたが現代では見栄えを良くする事から「紅」を交えた紅白の派手な様相になったようです。水引も同じで、古代から結ぶものは麻紐が基本でしたが今では「大麻」を別の目的に使用したり…時代は変わってきましたが見栄えを良くするために「紅白水引」「金銀の水引」等が使用されるようになりました。ゴボウ締めを作るにも通常の縄綯いは「右撚り左綯い」ですが神事。祝い事に使う縄は「左撚り右綯い」となり、非日常的な物として扱っているようです。そしてゴボウを仕上げるために牛蒡の両端をむすび直して「撚りを戻す」として夫婦間の仲違いを収めたいと言う願いや輪飾りの牛蒡の部分は女性のシンボルでさがりの藁の部分を男性のシンボルとして夫婦和合を表わしているようです。良く調べてみると面白いものですよ。