帰国子女の小学生を、個別指導で受け持っています。
漢字の宿題と、音読の宿題を毎週出していて、
本人はやる気もあり、
毎日音読と、漢字の勉強を出来る限りやってきてくれています。
8月中旬から、寺子屋アテネに通い始めて、
音読は続けているものの、
イントネーションや言葉の切り方が
やはりまだ掴めてはいないような読み方をしていました。
それが、先日。
授業でテキストを音読してもらったところ、
急に、あれ…?うまくなったな…。
とはっきり感じるほど、音読が上達しています。
帰国子女を教えた前例がなかったので、
個別指導は先生が2人ついて教えているのですが、
もう一人の先生も、その変化を確かに感じていました。
「なかなか上達しない、と周りが思っている時も、
力を蓄えている時で、
ある日突然急激に伸びることがある」
というのは前のブログにも書いたことがありましたが、
その例を、分かりやすく目の当たりにしました。
塾長がよく言うのは
「成長は、やったらやっただけ階段を上がるように成長するのではなく、
良くなったり、悪くなったり、大きくて緩やかな揺れ幅がありながら、
だんだん上達していく」
という話です。
急に上達したこの子にも、
また悪くなったりする時があり、
大きな成長の波(揺れ幅)を感じながら、
だんだん上達していくのだろうと思います。
音読や漢字と、これからも真摯にこつこつと向き合ってほしいです。
========================
寺子屋アテネは、三重の桑名で75年以上続く老舗の塾です。
桑名駅から徒歩5分の場所にあります。
今の塾では珍しく、小学生を学年別の授業形式で教えています。
学校とは異なる独自カリキュラムで、
沢山の本に読み聞かせと音読で触れて、自然と言葉の感覚を養う「読書(国語)」と
暗記しがちな公式の「なぜこうなる?」を理解し、道筋を立てて考える練習をすることで、
論理的思考を養う「数学(算数)」を行っています。
どちらの授業も周りとの競争で問題を解くのではなく、
自分の弱みを知り、周りを気にすることなく自分の力と向き合う指導方針を取っています。
詳しくはホームページをご覧ください。