こんにちは。
今回は「理解の仕方」のお話。
ノートを書くとき、
小学生から、
教科書のタイトルとページ数を書くように指導しています。
例えば、
広い床に、ものがいっぱい置いてあると、使った後に場所が変わったり、
動かしてしまったりして、ぐちゃぐちゃになりますよね?
道具箱も、しきりがないとぐちゃぐちゃになります。
なので、片付けの時は入れ物や箱を買って種類ごとに整理するとすっきりします。
知識も同じです。
ただ、覚えたことをそのまま脳の中に放り込んでいくと、
仕切りがないので脳の中で知識が混ざってぐちゃぐちゃになります。
なので、箱に分けて種類ごとに知識を入れていくことが大切です。
例えば、
「分数」
「面積」
「多角形の内角」
「二次関数」
「比」
「素数」
・・・・
「分数」の箱の中にも小さな箱があって
「分数の足し算・引算」
「分数の掛け算」
「分数の割算」
「面積」の箱の中にも
「平面の面積」「立体の面積」があって
「平面の面積」の中には
「三角形の面積」
「台形の面積」
「平行四辺形の面積」
など。
英語だったら
「疑問文」
「否定文」
「不定詞」
「関係詞」
…
「疑問文」だったら、さらに
「be動詞の疑問文」
「一般動詞の疑問文」
「疑問詞の疑問文」
があります。
…といったように、頭の中に大小の空箱を作って、
知識を整理していきます。
箱を作って整理する時に大切になるのは「タイトル(題名)」です。
箱は外から見ただけだと、何が入っているか分かりません。
そこで必要になるのは、「何の知識が入っているよ」というラベルです。
そのラベルになるのが、
教科書に書いてあるタイトルとページ数です。
教科書のタイトルを書くことで、
「私は今この名前の付いた知識を習っているんですよ」
と意識することができ、頭の中の知識の整理もしやすくなります。
ページ数を書いておくと、分からなかったときにすぐ振り返りが出来て効率的です。
プリントをノートに解いたら、プリントのタイトルも書いておきます。
知識を整理しながら覚えておくと、
他の知識と混ざりにくいですし、
しっかり覚えることができます。
ノートに自分なりに整理するのも効果的です。
色んな知識をふわっと覚えていて、
頭の中で知識が散らかっている子・混ざっている子は、
ぜひやってみてください。
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