【偶然か必然か?発表会に至るまでその4回避】
 

今回8年前の作品を

再び発表することになりました。

なぜそうなったのか?
 

(第四回)

島原への旅(前回参照)を終え、

絵本もなくなり、

ちょっとした達成感を

感じていましたが、

いささかの寂しさもあったのは

不思議なことでした。

日常に戻り

絵本のことも忘れた

そんな時、

何気なく目に入った

新聞のコラムに

ある美術品バイヤーさんの言葉
 

「芸術(アート)は買われることによって記憶と歴史に残る」
 

まあバイヤーさんなので、

立場上そういうやろな〜

と思いましたが、

かなり引っかかったのは事実です。
 

確かに寄贈、寄付といえば

耳触りはよいですが、

単に「売ること」を

避けただけではないか?
 

回避?
 

いやそんなことはない

現にわしは絵本持って

日本中走り廻ったはず‥

ちょっとした自問自答がありましたが

もはや終わったこと。
 

取り急ぎ、

家族のクレームもあり笑

絵本があった部屋の片付けを

さらに急がねばなりません。
 

さて、どこから取り掛かろうか?

絵本の箱をよけた後ろに押し入れの

扉がありました。

箱がなくなったことで

ようやく見えました笑
 

「ここに何入れてたっけ?」

開けたところ

ダンボール📦箱が現れました。

「?」

中から現れたのは

忘れていた

絵本の原画たちでした。

(つづく‥)

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【偶然か必然か?発表会に至るまでその3交錯】

 

今回8年前の作品を

再び発表することになりました。

なぜそうなったのか?

 

(第三回)

忘れていた過去は

一通のSNSから訪れました。

ある日携帯に

⭕️⭕️さんがあなたを

電話番号で追加しました」と出ました。

 

いつもはふ〜んで終わりですが、

⭕️⭕️さんの名前がそのまま本名で

聞き覚えがある懐かしい名前でした。

 

ちょい珍しい名前で

しかもフルネームでしたので

普段はしないのですが

その先にこちらからメッセージしました。

 

「お久しぶりです、お元気ですか?」

やはり

サラリーマン時代の元上司でした。

ざっと25年くらい前笑

いまどこにいるのか尋ねたところ

福岡とのこと

関西→島原のラインの

ちょうどど真ん中でした。

 

これは!?と思い

スケジュールを聞いてみると

会えることになりました。

JR博多駅で

25年ぶりに会った元上司は

当時より少し小さくなってました。

今はすでに退職して

地元で会社を経営する社長さんでした。

自慢話と昔話を一通りして

懐かしい時間を過ごしました。

 

当時は正論をいう人だったので

少々めんどくさく思っていたことを

思い出しました。

そのことを言うと

今では丸くなったと笑っていました。

 

わしは「変わってないやろな〜」

と思いました。

 

当時、

「もっと要領よくやればいいのに」

と感じていました。

でもそれが彼らしい笑

そんな彼からわしについては

「お前は悪いことはできん奴やな思うてた」

と言われました。

 

聞き方によっては

大きなことができない奴とも

取れます、

まあ確かにそれもそうやし、

良い意味のようなので、

笑って受け入れました。

 

小さなお孫さんが

遊びに来るとのことで

絵本をお渡し別れました。

 

職業や肩書は変わっても

自分の本質は変わらないのものなのかな?

 

本質って?

 

福岡から

島原へはバスで約3時間。

過去の忘れていた思い出、

未来のまだ来ない出会い、

が今という瞬間に交錯する感覚と

なぜ自分はここにいるのか?

動いてきたのは自分だけど、

動かされた感じがする不思議

 

島原で

シンさんと合流して

島原界隈の保育園、幼稚園、図書施設に

絵本を寄贈してきました。

 

段取りしていただき

シンさん、ご家族、島原市役所の

皆さんありがとうございました。

たくさんの施設にお渡しできました!

 

これで終わった!

すべて終わった!

 

おつかれ!わし!笑

 

帰りのバスの中で

満足感に包まれて眠る自分に

この後、起きる出来事を

予想することはできませんでした。

(つづく‥)

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【偶然か必然か?発表会に至るまでその2邂逅】

 

さて、今回8年前の作品を

再び発表することになりました。

なぜそうなったのか?

 

(第二回)

放置していた部屋を開けたところ

たくさんの書類

たくさんのダンボール

が折り重なっておりました。

おかしな話ですが

箱を開けるまで

ほとんど忘れていた内容が

書類を手に取った瞬間に

読まなくても甦りました。

 

「あ〜やってたな〜わし」

ここにはあの頃の

何者かになろうとした自分がいました。

「次はこれをする」

「こうしたらうまくゆくはず」

「新しい企画はこれ」

などなど

未開封のダンボール📦の中には

絵本がありました。

このまま眠らせるか、

世に出すか、

出すとしたらどうやって?

売り切れなかった本をどうやって?

 

「自分の中にアイデアがない」

これは誰かに聞くしかない!

久しく連絡してなかった

当時の絵本の作画担当の

シンさんに連絡したところ。

 

彼の地元の九州島原の

幼稚園や保育園に寄付するのはどうか?

販売しきれなかっと絵本なので

売るつもりがなかったのと、

絵本の原作者の方の希望が、

 

「子どもたちに読み聞かせしたい」

だったので、

これはよいアイデアだと思い

さっそくお願いしました。

まだ思い出にするのはちと早い

絵本と一緒に九州に向かいました。

 

ただ九州にはもうひとつ

忘れていた過去が待っていました。

 

(つづく‥)