以前にも書きましたが、朝鮮戦争の頃マリリンモンローが朝鮮に慰問しています。
この頃は一般的には白黒写真でしたが、数少ないカラー写真で当時の様子が記録されています。
その写真が引き金になって、マリリンの着ているジャケットはどこの部隊のもの?と本国でも話題になりました。
マリリンと一緒に慰問したバックバンドanything goesの名とともに、時代の遺物となりみんなの記憶から消え去りました。
しかし過去を振り返ったときに、これらの映像は輝かしく、かつ懐かしく映ります。
そのため日本の有名なフライトジャケットメーカーは、写真を元にそっくりなレプリカジャケットを何点か製造して販売しています。
写真から模倣するのはとても難しく、色の問題、大きさの問題をクリアしなければなりません。
なので、そっくりとは程遠いものも何点か製造されています。
実物が無いから仕方ないですね。
フライトジャケットメーカーがそうなのだから、私もこの世に存在しないものと思ってすごしていました。
胸のパッチは日本の横須賀で製造されたものなので、その線でも調べたらしいのですが、そこも見つからなかったようです。
確かに半世紀以上前なので、調べようがないのでしょうね。
ところが、ところが…
何かの拍子にこの同年代の実物ジャケットを売っているのを見つけました。
紛れもなく当時のパッチです。レプリカジャケットの左胸にあるモスキートパッチ。
これの本物を手にして思ったのが、横振り刺繍ミシンで、フリーハンドで作った手作りパッチ。でも精巧なんです。
同じものを作るのは、至難の業。
左胸は本来ネームパッチなので、私のジャケットには右胸にモスキートパッチが付いています。
当時のドブ板通りには、職人技を持った人がいたことが伺えます。
とてもバイクに着ていく勇気はありません。
大事に仕舞っています。
