最近ドライブ中にトップガンマーベリックの吹き替え版を車内で流しています。

そのせいもあって、再びマイブーム。

魅力は、やっぱり空戦。

劇中のドッグファイト、凄くリアルに感じます。
その昔、ネトゲーで世界の強者たちと空戦をやり合っていた頃の記憶がよみがえります。

ちなみにゲームが高じて、飛行機の自家用免許を持ってたりします。
通常敵に後ろを取られると、もうそれは負けを意味します。実戦なら死です。
でも機体の限界域を使えば、逆転も可能なのが空戦です。



私が空戦で使っていた秘策は、追われたとき敵の機軸と角度の大きい方向に逃げます。
ただこれだと、敵が上昇し位置エネルギーを得た後、再び降って襲ってきます。
丁度競輪のコーナーで外側に一旦逃げて捲る方法と似ています。
では、これを避けるにはどうすればいいか?
相手がついて来るのを見て、機体を射撃の届かないところで一瞬ストップさせて、すぐさま速度を戻し敵の後ろを取れば逆転が可能です。
その一時停止に使っていた秘策が、錐揉みとストール(失速)を同時に起こす機動を行います。
敵の内側に入った(射撃の届かないインコースに入った)と思ったら、イン側にラダーを目一杯踏んだと同時にエレベーターを上げます。


するとラダーを踏んだ側の翼が失速しクルッと錐揉み状に回転します。
ここからがリカバリーの操作になります。

ラダーを戻し中立に、それでスピンは止まりますが、翼面はどちらも失速に近い状態になっているため、上げていたエレベーターを戻し、さらには降下を加え機体速度を増します。この瞬間停止により、追い越してしまった敵は、前方で捉えることができ一発逆転が可能となるのです。

この秘策は、亡くなられたロック岩崎さんも空戦で使われていましたし、トップガンマーベリックの劇中でも似たような秘策が紹介されています。
 

こういうのを映画を見ると、昔のゲームも凄い完成度で作られていたことに驚愕。

そのソフトのファンで繋ぐ世界規模のPCパイロットたちが居ない限り見つけられなかったと思います。

ソフトの名前は、IL-2 forgotten battle で、元々ロシアで作られたソフトですが、その完成度ゆえ色んな機体がサードパーティから出ています。

興味のある方は見てください。