私の好きなフライトジャケットは、野暮ったいB-15Bという種類のものです。
ちょうど綿のアウターシェルからナイロン織物のアウターシェルの変遷期に現れたフライトジャケットで現存数はかなり低いのですが、色々なメーカーからかなり精巧に再現されたB-15Bが販売されています。
どれも10万円程と高いのですが、それもそのはずでムートン襟をもっていて、革パッチのオキシジェンタブと豪華な装備品が付いているからで、ハンドメイドから大量生産時代の変遷期でも有りました。
実物を手に入れるのは、かなり難しくて1954年頃のものとなるため、あまり出てきません。
ただ全くという訳ではなく、元の持ち主が亡くなったので子供や孫が遺品整理で出されることが稀にあります。
私はたまたま目に付き購入しましたが、この先再び出会えるかはかなり微妙。
そんな1着が手に入るなら、メーカー価格の10万円でも安いかもしれないです。ただ当時の実物は40万円ぐらいで取引きされています。タグだけでも4万円と嘘のような価格…。
ホントにその値段で誰かが買ってくれるのかはわかりませんけどねー。
好きなので売る気はありませんが。
