スロープライン(SL)
スロープラインとは何か
簡単にいうと、
テイクバックと言われる、的と反対方向に腕を引く動作の逆
それでいて、リリース後のフォロースルーを除いた箇所
つまり、
ダーツを送り出すための、
ゼロポイントからリリース直前までのライン
ゼロポイントは、
それぞれの方にそれぞれの表現方法がありますので、
ここでは敢えて“ゼロ”としました
類似するワードでは、
テイクバックの
最深部
最下部
マックス
限界
などの言葉が見られます
その表現の仕方によって、
微妙な動きや判断の仕方にズレがあると感じました
また、
テイクバックをほとんどしない
テイクバックはまったくしない
などの方も居ます
実際に、テイクバックをしているのか
見た目わからないけれど、実は多少のテイクバックをしている
テイクバックではないけれど、手首などのタメでその行為の代用をしている
色々あると考えられます
なので、そういったことの全部を含め、
このエントリーでは、
総括をして“ゼロ”“ゼロポイント”と表現をしていきます
スロープラインの重要性
スロープラインについて、誰かにアドバイスをする場合、
次の時にこの言葉で説明をします
1. ダーツの持ちすぎ
2. 狙った的よりも若干下がり気味に刺さる
3. 力みによりダーツを飛ばせていない
4. ダーツの入る個人の推奨ラインがイメージを出来ていない
5. ダーツの手離れ地点の誤った認識
6. リリース地点の曖昧さ
7. 押し・振り等の巷で話題の言葉での先入観
8. ゼロポイントの意識がない
この画像を使っての説明が、
良い悪いの判断は各自にお任せするとして、
国内トップクラスの一流プロの方のイメージとして、
とてもわかりやすい画像でしたので、
ちょっと拝借をして説明をしていきたいと思います
※ 何かしら問題のある場合はご報告ください 対応をします

A・B・C・Dと記号を付けました
Aがゼロのポジションです
Bがリリースの地点です
Cがセットの位置に近いです
Dはフォロースルーです
スロープラインの箇所は、
AからCの区間です
実際には、C地点ではダーツが手離れをした後になります
しかし、イメージとしては、
記録を狙った100M走で、ゴール地点でいきなり走るのを止めることはありません
100Mのその先にピークを持ってくる
そういったイメージに近いと思います
では、Dの地点でも良いのではないか?となります
ここでは、重要となるスロープラインについての話になりますので、
一旦フォロースルーとは分けて考えたい
そういった意味からDは省くこととします
先の、1~8は、
ほとんどの場合で“狙いすぎ”から来るものではないでしょうか
それぞれの方には、自分の考える理想のスロープラインがあり、
調子が良いとされている時は、
大体がこの自分のスロープラインを守れているのだと思います
しかし、
なにかのキッカケで、いつもの良いとされる調子が崩れる
その時、こういったスロープラインのような“理想のライン”への、
ダーツ発射台がぐらついて、全てを台無しにしてしまう
・ 狙いすぎによるスロープラインRのショートカット
・ 手首の硬さから来る、必要以上の腕の振り
・ 緊張からの集中力欠如
・ 目線とブルを直線的に捉えたラインでのベストラインのイメージ破壊
・ グリップ違和感からの投げ急ぎ
・ 振り投げ・押し投げなどを無理に自分に当てはめた結果の違和感
このような数々のイレギュラーによって、
ダーツを的に射止めるという一番大事な発射台を崩壊させてしまう
この確認には“3D”などによる再確認他、
“6秒”による、自然に身体が反応をするポジション作り、
出来るだけ体が嫌がることは排除をしていく
そうした上で、自分にとってのベストなスロープラインを構築
A・B・Cのラインが直線的になる方も居れば、
AからB、BからCへと扇状になる方も居ると思います
細かくいえば、
AからBへは直線的で、BからCへは若干のRがある
または、
AからBへは若干のR、BからCへは直線的に
そして、Dのポジションにどう向かうのか
そういった細かなイメージの配慮が必要だと思います
飛ばした、飛んでるダーツの軌道ばかりがラインではなく、
自分がどういったスロープラインを持っているのか
また、
スロープラインを持つことで、不調と呼ばれる時間帯、時期等、
どうリフレッシュや改善をさせられるのか
この点が重要にもなってくると考えます
レーティングなどの数字を維持、上昇させるのであれば、
思うようなダーツが出ない
その時こそこのような目安や基準が大事になってくるでしょう
AからDまでの間には、もっと細かな注意点があります
前述の“R”の話もそうですけれど、
それに伴って、手首の加減も付いてきます
どの時点(A~D)で、自分の手首がどのような動きになっているのか
また、どうすれば、自分のベストの状態になるのか
こういったこともチェックポイントとして持つと武器になります
ダーツの上達=レーティング
という考え方が一般的ですけれど、
6秒・3D・SL、このようなプラクティス&確認作業は、
プレイヤーの“貯金”の状態を作り出します
今すぐに結果が出ると思わず、
何事も“確認”“実行”の繰り返しです
そうした“結果”レーティングや強さに繋がるものと思います
レーティング云々の話は好きではありませんけれど、
その数値を下げない、最低でも現状の維持、
これは、皆さんもお分かりのように、
下手を“打ち続けない”“投げ続けない”です
自分のスロープライン作りは、
グリップやフォームと同等、
それ以上の上達のキッカケになります
参考1:
フォロースルーが毎回乱れてはいるけれど、
よく入れる上級者が結構居ます
これはプロにも居ます
あんなに手があっちこっち行っているのに、
なぜ入るんだろう????
そういった謎のひとつに、
このスロープラインが関係をしていると思いました
リリースポイントやスロープラインの安定化は、
入れの安定化にも繋がる
CやD地点を越えたダーツはプレイヤーの干渉外の動き
手が腕がどこにあろうと関係はないのです
最も重要な点は押さえてある
これが、不思議投げの方々の強みであるのだと感じます
しかし、誤解をしてはならないのは、
だったらフォロースルーはどうでもいい
という結論に安易に辿り着かないことです
フォロースルーの重要性は他にもあり、
一概に是非を決めることは出来ないからです
本来、フォロースルーが必要な方がしなければマイナス
本来、フォロースルーが必要のない方がやればマイナス
参考2:
以前にエントリーをした、
あかりさんの画を俺用にアレンジをした、
こちらの画像

赤色の線がダーツボードの遥か上の彼方へと向かっていました
これは俺の中でのスロープラインの延長を記したものです
目線とブルを結んだライン上へスロープラインは絶対に落とさない
そういった意味を含んでいます
黄色い線よりも後ろ側があるのもそういったイメージの増長ですね
白いラインはそのパズルの“結果”です
ダーツボードの壁を越えた線達も同様にその先までのイメージです
点でターゲットを捉えるよりも、
線で捉えるほうが得ですから
ラインについては初期のひよこ塾にありますのでまたいずれ
追記
※★
スロープラインを意識しなくても覚醒時はなんでも入る
SLがベストよりも下がった
本来垂れるダーツが垂れない
結果入る
このような時というのは、
リストの強弱で微妙なコントロールが出来ていたりするのです
SLが下がれば、若干リストを強めに放てばダーツは伸びる
結果入る
ベストSLよりも浮いたラインを通過
しかし、リストを弱めたことによってダーツが垂れ、
結果ちょうど良い具合に入ってしまう
実際このようなことは多い
それを実感していても、ダーツが入ったという結果に満足をし、
誤魔化し誤魔化し続けている