こんちわー、じゅんいちです!
今回もパチスロ「ガールズ&パンツァー」に登場する戦車を紹介しますよ!
主人公たちが通う大洗女子学園のチームにある砲塔がないことが特徴である「駆逐戦車」「突撃砲」2両についてです
・Ⅲ号突撃砲F型
歴女チーム4人が搭乗する対戦車戦を念頭にドイツで開発された戦車です
Ⅲ号突撃砲が開発される前のドイツは東部戦線(独ソ戦)で素早く敵拠点を次々と攻撃していく「電撃戦」が主流でした
この時のドイツの主流戦車はⅢ号、Ⅳ号戦車、38(t)戦車、どれも火力や装甲よりも速度を重視したものばかりです
しかし、ソ連側が開発したT-34/76が戦場に投入されると状況は一変、一気にドイツ側は火力不足に
ドイツ軍の間では大きな衝撃が走り、「T-34ショック」と呼ばれる状態になります
そしてドイツでは「T-34のような戦車を開発して欲しい」「もっと大砲を大きく」といった声が多くなり、
対戦車戦を強く意識し始めるようになります。
それまでの主流だった3つの戦車をそれぞれ砲身大型化
Ⅳ号戦車は車体と砲塔を繋ぐ「ターレットリング」が大きく作られていたこともあり
2つ前の記事にも書いた通り、H型に至るまで末永く戦車として活躍していくことになります。
しかし、残りのⅢ号戦車と38(t)戦車は上記の「ターレットリング」が小さくなっており
砲塔をそれ以上大きくすることができず、予算の関係で新たに車体を作ることもできないのでドイツはひとつの判断をします
それが「砲塔を捨て、車体と大砲を一体化させる」ということです
その結果、Ⅲ号戦車は砲塔を捨て砲塔を大型化、Ⅲ号突撃砲(以降は三突)として生まれ変わります。
三突の強みは大型化された大砲であり同世代の戦車と比べるとワンランク上の火力を常にキープし続けられたことです
そしてもう一つが車体と大砲を一体化したことでできた「低い車高」です
360度回転する砲塔を捨てるということは正面以外の敵に対して不利になります
そこで待ち伏せの戦術が作られ、「駆逐戦車」「突撃砲」は待ち伏せに強い戦車キラーとしての立ち位置を確立します
アニメ版だとその特性を活かし比較的大きな活躍をしますが・・・。
歴女メンバーが各々の趣味を飾り付けた三突で初試合に挑んだ際、立てた旗が車高の低さという利点を消してしまい
呆気なく撃破されてるというアニメならではのコミカルなシーンもありました
・38(t)改 ヘッツァー仕様
前回の記事で書いていた生徒会の3人でチームを組んだ「カメさんチーム」が搭乗していた38(t)戦車は
中盤まで活躍していましたが明らかな火力不足に陥っていたため生徒会権限で予算を絞って購入した改造キット
を38(t)の車体に搭載してできたのがこの38(t)改 ヘッツァー仕様です!
見た目はヘッツァーによく似ている(というかほぼヘッツァー)が本物のヘッツァーは車体のベースとなる38(t)の車体をそのまま使用せず
約80%分のみの流用となってる、残り20%はこのヘッツァーのために用意されたパーツが仕様されているのである
そのためカメさんチームの搭乗しているのは38(t)にヘッツァー用の大砲と装甲をそのまま上から載せてしまったものです
↑
大砲を大型化したことで中身が全く違うのがわかる
↓
ドイツでは三突がガンガン活躍していましたが連合国側に生産する工場などが爆撃などで破壊され、
なんとかコストを安く、かつ数を確保するという目的の元にヘッツァーが開発されました
ソ連の開発したT-34に採用されている装甲を傾けて砲弾を受け流す「避弾経始」を参考にしたおかげで
最低限装甲を薄くしている状態で安定した防御力を確保した軽駆逐戦車という立ち位置を確立しました
以上、じゅんいちでした!
今回もパチスロ「ガールズ&パンツァー」に登場する戦車を紹介しますよ!
主人公たちが通う大洗女子学園のチームにある砲塔がないことが特徴である「駆逐戦車」「突撃砲」2両についてです
・Ⅲ号突撃砲F型
歴女チーム4人が搭乗する対戦車戦を念頭にドイツで開発された戦車です
Ⅲ号突撃砲が開発される前のドイツは東部戦線(独ソ戦)で素早く敵拠点を次々と攻撃していく「電撃戦」が主流でした
この時のドイツの主流戦車はⅢ号、Ⅳ号戦車、38(t)戦車、どれも火力や装甲よりも速度を重視したものばかりです
しかし、ソ連側が開発したT-34/76が戦場に投入されると状況は一変、一気にドイツ側は火力不足に
ドイツ軍の間では大きな衝撃が走り、「T-34ショック」と呼ばれる状態になります
そしてドイツでは「T-34のような戦車を開発して欲しい」「もっと大砲を大きく」といった声が多くなり、
対戦車戦を強く意識し始めるようになります。
それまでの主流だった3つの戦車をそれぞれ砲身大型化
Ⅳ号戦車は車体と砲塔を繋ぐ「ターレットリング」が大きく作られていたこともあり
2つ前の記事にも書いた通り、H型に至るまで末永く戦車として活躍していくことになります。
しかし、残りのⅢ号戦車と38(t)戦車は上記の「ターレットリング」が小さくなっており
砲塔をそれ以上大きくすることができず、予算の関係で新たに車体を作ることもできないのでドイツはひとつの判断をします
それが「砲塔を捨て、車体と大砲を一体化させる」ということです
その結果、Ⅲ号戦車は砲塔を捨て砲塔を大型化、Ⅲ号突撃砲(以降は三突)として生まれ変わります。
三突の強みは大型化された大砲であり同世代の戦車と比べるとワンランク上の火力を常にキープし続けられたことです
そしてもう一つが車体と大砲を一体化したことでできた「低い車高」です
360度回転する砲塔を捨てるということは正面以外の敵に対して不利になります
そこで待ち伏せの戦術が作られ、「駆逐戦車」「突撃砲」は待ち伏せに強い戦車キラーとしての立ち位置を確立します
アニメ版だとその特性を活かし比較的大きな活躍をしますが・・・。
歴女メンバーが各々の趣味を飾り付けた三突で初試合に挑んだ際、立てた旗が車高の低さという利点を消してしまい
呆気なく撃破されてるというアニメならではのコミカルなシーンもありました
・38(t)改 ヘッツァー仕様
前回の記事で書いていた生徒会の3人でチームを組んだ「カメさんチーム」が搭乗していた38(t)戦車は
中盤まで活躍していましたが明らかな火力不足に陥っていたため生徒会権限で予算を絞って購入した改造キット
を38(t)の車体に搭載してできたのがこの38(t)改 ヘッツァー仕様です!
見た目はヘッツァーによく似ている(というかほぼヘッツァー)が本物のヘッツァーは車体のベースとなる38(t)の車体をそのまま使用せず
約80%分のみの流用となってる、残り20%はこのヘッツァーのために用意されたパーツが仕様されているのである
そのためカメさんチームの搭乗しているのは38(t)にヘッツァー用の大砲と装甲をそのまま上から載せてしまったものです
↑
大砲を大型化したことで中身が全く違うのがわかる
↓
ドイツでは三突がガンガン活躍していましたが連合国側に生産する工場などが爆撃などで破壊され、
なんとかコストを安く、かつ数を確保するという目的の元にヘッツァーが開発されました
ソ連の開発したT-34に採用されている装甲を傾けて砲弾を受け流す「避弾経始」を参考にしたおかげで
最低限装甲を薄くしている状態で安定した防御力を確保した軽駆逐戦車という立ち位置を確立しました
以上、じゅんいちでした!