ロックダウンをしたのに感染者爆発?
と思うでしょうが、
これには他の国とは違う SG特有の事情が関係してるんです。
シンガポールが他の国と状況が異なる点は、
その感染者爆発がごく一部の局所的な範囲のみで起こったというコト。
ある種の大規模クラスターとも呼べる この感染者たちの99%は
実は、シンガポールに出稼ぎに来ている低賃金外国人労働者たちなんです。
裏を返せば、街中の一般人の間ではほとんど感染は広がっていない状況なんです。
シンガポールは土地が狭く人口が密集している国なので
香港などと同様、家賃がかなり高いんです。
なので、そういう出稼ぎ労働者たちは
バックパッカーのドミトリーのような感じで
普段は1部屋を数人で共有して住んでいます。
当然、密集生活です。日本人ほどのキレイ好きでもないでしょうから
恐らく部屋も衛生的とは言えないでしょう(推測)
そんな出稼ぎ労働者たちがシンガポールには
(これは完全な私の推測に過ぎませんが)
恐らく数万人から10万人前後の規模で居ると思われます。
シンガポールに来れば解りますが、2020年の現在でも、
国中の至る所で、まさに高度経済成長期かのような建設ラッシュとなっており、
そんな数多ある工事現場を支えているのが
まさにその低賃金出稼ぎ労働者たちで、
この10万人規模(推測)の労働者たちに
次々と感染が広まっていってしまったのが
今のシンガポールの現状なんです。
この劣悪な環境にあった外国人労働者に感染爆発が起こってしまった事で
シンガポール(政府)はある意味 非難を受けてしまいます。
そのため、現在SG政府は
この外国人労働者への大規模クラスターの対応に
(もちろん放置する事も出来ないので)
完全に囚われて、躍起になっています。
ただ彼らを隔離するにしても、彼らの住環境を改善するにしても
東京ドーム2杯分(推測)にもなろうかという人数を、
そんなに都合よく1、2日で隔離施設を建設できるわけもなく
この狭い国のどこに移動させるのか?
SG政府にとって本当に頭の痛い問題化となっているんです。
しかしその一方で、
通常の一般市民にはほとんどウイルス感染が広がっていない
という現状もまた存在するんです。
つまりシンガポールの防疫は(一方では)実は成功していたんです。
SGは、コロナウイルス騒動が出始めた かなり早い段階から、
台湾のように国境を制限したり、体温測定などを施行しており、
同じ小さい島国でもあり そういった対策が徹底しやすい
環境にあったことも上手く行った要因だと思います。
こういった事からも SGのケースはかなり
世界の中でも特殊な事情になっていると言えるでしょう。
※其の参に続く