出会い~⑫ | 負けるなマーさん

負けるなマーさん

建築業サラリーマン人生

犬種の特性も分からぬまま


安易に飼ってしまった事で、


私と彼女は、明日も見えなくなるほど


辛い日々を送ることになってしまっていました。



もう限界かも知れない・・・・


そう感じ始めたとき



近所に、この犬種を扱える訓練士がいるらしいと


人伝に聞いたので


わらをもつかむ想いで、


その訓練士にすべてを託すことにしました。




その訓練士(以後、先生と呼びます)は


私よりも若い女性で、ワンコの事に関しては


初めてあった時に、信頼できると感じました。


そして、先生はこう言いました。


「私が訓練するのは、犬ではなくて飼い主です」




そうして、彼女とジャックの心を繋ぐ訓練が始まりました。


たまに、私も参加させられました。




たとえば

歩きながら、飼い主に注目させる訓練


負けるなマーさん-訓練

私は、スジがいい方ではありませんでした。



こうして、ジャックは見る見るいい子になっていきました。


今思えば、


その時先生と出会えなければ


今の私たち夫婦は存在しなかったかも知れません。




いくら感謝してもし足りないくらいです。



でも、その気持ちは、もう直接伝えることは出来ません。




私たちも知りませんでしたが


元々病気を持っていて、


あまり長く生きられない体だったそうです。



しつけ教室を卒業して


先生とは少し距離ができてしまっていたころ、

ある日、突然、逝かれてしまいました。



すっかりいい子になったジャックをつれて


自宅で眠る先生の枕元にお礼に行きました。



負けるなマーさん-ありがと

「先生ありがとう」


ジャックも先生が大好きでした。



さようなら・・・・




つづく・・・ ⑬へ