今日は祝日だから、ひょっとしてこれまでの“あらすじ編”かなと思いきや、一コマ分きちんと進行しましたね。😀
キアリスの東京銀座への進出。すみれ達4人の夢がぎっしりと詰まって膨らんだだけあって、その想いは相当なものになっていますね。銀行が作成するキアリスの銀座ビジネスは、収益性に欠けるため融資は見合わせることになってしまいました。
みんなの夢が頓挫しかかったときに、総合商社KADOSHO古門社長から、なんと“無条件融資”の申し入れがありました。健太郎が条件を尋ねた際に古門社長がそう言い、『キアリス創業当初から非常に興味があり、その創業の想いに惹かれている。』と。。。。
当然ながら栄輔のエイスのジェットコースターのような運命を、このKADOSHO古門が握っていたことを知っている全員が“??”と怪しい疑念を抱いたのも当然ですね。ドラマでは古門社長が直接キアリスを訪問していますが、実際には紳士衣料部の部長クラスが訪問したのだと思います。社史でよく調べてみますが当時の丸紅社長は檜山さんか市川さんあたりですね。このお二人かなりやんちゃだったと先輩からお聞きしました。でもそれはいい意味で丸紅が“野武士集団”と言われたころのお話。私が入社した昭和54年はロッキード事件直後で通産省から来られた松尾泰一郎さんが社長でした。“凡庸の精神”という馴染みない言葉が経営方針としてあげられており、我々新入社員はこれを“平凡”と単純に置き換えてしまっていましたね。。。
実際に商社が融資や投資を行う際に“無条件”などということは絶対にありません。特に現在はリスク管理が非常に厳しく、総合商社の醍醐味もすっかり薄れていますが、これも時代の流れでしょうか。通常は最悪/通常/最前の三つの状態を想定したFSを行い、それぞれのリスク検証を行ったうえで融資の可否が決定します。もちろん中には“鶴の一声”的な融資投資があったかもしれません。番組ではこの成り行きがどうなるのか楽しみです。
番組で「五本の指に入る総合商社」と言っていましたが、我々は「3M」と聞いていました。入社後先輩から『かつて三井、三菱、丸紅は3Mと呼ばれた。』と呪文のように言われました。財閥系・非財閥系という言葉もあり、丸紅と伊藤忠商事(この2社はもともとは同じ会社です)のような財閥系銀行に乗っかっていない総合商社をこう呼んでいたようです。
番組で気づいたことがあります。栄輔をはじめとして登場人物の数人がタートルネックセーターを着ていますね。このころこのセーターが流行りましたが、当時は“トックリ襟”と呼ばれていました。おそらく日本酒の徳利のような衿型からそう呼ばれたのだと思います。昨年今年とタートルをよく街で見かけました。流行は山と谷のようにゆっくりと繰り返すのですね。