今から30年前、私はチャゲ&飛鳥のマネージャー(現在はASKAのマネージャー)渡邉徹二さんにインタビューした。
コンサートの忙しい最中、記述式とはいえ素人の学生インタビューにこのような真剣な文章を寄せてくださいました。
以下、「ロンサム カーボーイ」のインタビュー記事内容です。
―この仕事を始めたキッカケは?
YAMAHAに入社したから。
―チャゲ&飛鳥以前の担当は?
宣伝担当だったから、YAMAHAのアーティストの宣伝、取材の担当を全てやりました。
―この仕事で一番気を使うことは?
自分も落ち込まず、アーティストも落ち込ませないこと。私が言うことを、アーティストに納得させること、信頼感を得ること。
―この仕事の楽しいところは?
人を感動させることができる人は、世の中にはそういないけれど、人を感動させる仕事ができた時は、私自身も感動できるから、そういう意味では楽しいかな。
―では、大変だなと思うことは?
普通の人じゃ、できないよ。頭が良くないとできない、ところが大変。
―自分の仕事を、どう思いますか?
簡単には答えられないな。
ハッキリ言って、スゴイと思うよ。
人間が人間を管理して、しかも信頼を得る上に、事務能力にも猛けて、経営能力も要求されるし、チャゲのマネージャー、飛鳥のマネージャー、チャゲ&飛鳥のマネージャー、ユッコ&チャゲ(※当時「ふたりの愛ランド」ヒット中)のマネージャーと4人分のマネージャーをしてるし、年間100本以上のツアーを4年間もやっているし、1ヶ月のうち東京にいるのが5日間位しか在なかったり、もう大変!
ひとりで出来ると思うかい?
―ではOFFの日は何をしているんですか?
OFFはほとんど今はないな。
彼らがOFFの日は、僕は本当に大変なんだ。その日に仕事をしなかったら、彼らのコンサートもテレビ、ラジオ、取材も全てパーです。
―“チャゲ&飛鳥”はどのような人間ですか?また、彼らのこと、どう思いますか?
好きだよ。
どうゆう人かはわからない。 でも、性格が合っているからやれると思っている。
ファンの人達には絶対わからない面を持っているョ。
―では、ナベさん自身、Mottoとしていることは何ですか?
誰にも私の仕事は理解できない、ということを知って仕事をすること。
今回TUG of C&A に寄せられたメッセージを読んで、30年前と全く変わらない愛情で今も、そしてこれからも関わっていくであろうナベさんに、改めて敬意を表します。