これは7月6日時点での身体の状態を記録するために書いています。



台湾から帰国した後、全身あちこちに出ている痛みと疲労から横になっていることさえ辛くて、まるで間断なく続く拷問を受けているかのような時間を過ごしました。


果てしなく続く暗闇の中にいるような感じで、こんなに辛いならいっそ死んだ方が楽なんじゃないかと何度も思いました。

一番酷かったときになにか楽に死ねる手段が示されたら、うっかり飛びついてしまっていたかもしれません。


そんなことをしたらどれだけ家人が悲しむか。

そう思うと実際には自殺の道を選ぶことはできないのですが、光がまるで見えてこない真っ暗な痛みの闇に閉ざされたときには、死への逃避がとても甘美なものに感じられてしまったのです。



これまでの人生体験で、痛風だけでなく、あらゆる苦しく辛いことは、決して逃げたり目を背けてはならず、苦しみに耐え、必死に足掻き続けていれば必ず明るい未来がやってくることをわたしは知っています。

何度も何度もそういう体験を積んできました。

陰極まれば陽に転ずの言葉の通りで、どれほど先の見えない辛いことも、その痛みに耐え続けもがき続けていれば、必ず好転するときがやってきます。

だからどれほど辛くても決して逃げず、陰が極まるときまで必死に耐え抜くことが大切なのです。


と、頭では分かっているのですが、今回の発作のようにあまりにも辛いと、どうしても早く楽になりたい、苦しみから逃れたいと思い、安易に死を魅力的な選択のように考えてしまうのです。



そんなわけでともすると精神が折れそうになるのですが、これを回避するためにわたしは必死になってブログを書くことにしています。

ゆっくり時間をかけて意識を集中させてスマホに文章を綴っていると、その間だけ頭は余計なことを思考せずに済むからです。

体の痛みまでは減りませんが、少なくとも書くことにより心のバランスだけは保たれるのです。



帰国してから数日はそんな状態だったのですが、これを書いている6日は漸く最悪の状態から脱して少しだけ回復の光が見えてきました。

これまでに発生した痛む箇所は相変わらずどこもかしこも痛むのですが、少しだけ痛みが弱まってきた感じがするのです。


今まではどこが痛いのかカウントする気にもなれずにいましたが、記録のために書き残しておこうという気持ちがやっと湧いてきました 


左肩、左肘、左手首、左親指

右肩甲骨、右肘、右手首

左膝、左足首、左足の甲の外側

右腰骨、右膝、右足の甲の外側と指の付け根


このうち今一番痛むのは右腰骨と右膝です。

他は負荷さえかけなければ痛みません。

ブログをスマホで打つというのも左手首には負荷となり、痛みが出てしまいますので本来は好ましくないのでしょうが、心の平安を保つためこれは仕方ありません。


少し痛みが小さくなったので、ベッドに上がってみようかと思います。

枕などで段を作り主に腕の力でお尻を乗せ、そこから更にもう一段高い位置のベッドにお尻を引き上げれば成功です。


ベッドに移れれば、同じ高さのキャスター付きの椅子に移って、これまた偶然にも同じ高さのトイレに行くことが叶います。

帰国以来、すっかり便意は消えているのですが、ベッドの上で暮らせるならいつ便意が来ても安心です。

ちなみに爪も全く伸びておらず、恐らく新陳代謝はかなり眠った状態にある気がします。


で、早速挑戦したのですが、なんとか無事にベッドに登ることに成功しました。

予定と違って最後は足の力で体を引き上げて乗っかりました。

たったこれだけのことなのに暫く声が枯れてしまってまして、よほど体が衰弱しているようです。


というわけでやっと少しだけ明るい日差しがさしてきました♪

この調子で回復が進むといいな。