これはつい先だってのお話です。

 

妻が使っているパソコンのキーボードが

急に動かなくなってしまったとのことで

診てほしいと頼まれました。

 

そこで、朝の忙しい時間帯の隙間を縫って

確認しに妻の部屋に行ったのですが、

全く問題なくいつも通りにキーボードは使えました。

 

一応、無線レシーバーの抜き差しくらいは

やったんですけどね。

 

どこにも支障は見当たらず、

ちゃんと文字も入力できますし、

windowsキーも正常に動作しておりました。

 

 

 

 

もしかしたらちょっとご機嫌が

悪かったのかしら?

 

まぁ、とにかく別に壊れている個所はないし

ちゃんと動くよって妻に報告したのですが、

その後、また妻から「やっぱり動かない」と。

 

娘も確認したようで、二人からキーボードの

不調を訴えられました。

 
そこで、再度、見に行ったところ、
今度は本当にうんともすんともいわない
状態になっておりまして、致し方なく
徹底的に調べることにいたしました。
 
 
妻のパソコンは机の下の狭い空間に置いて
あるので、体を縮めて大汗をかきながら
いろいろと確認したところ、キーボードが
動かなかった原因が二つ見つかりました。
 
一つはパソコン側のUSBの差し込み口が
ダメになっておりまして、別の口に差し直す
必要がありました。
 
もう一つは、キーボードのレシーバーを
差してあるUSBケーブルとパソコンとを
つなぐ長いケーブルの途中の接合部分が、
なんと、きれいに外れておりました。
 
物理的にケーブルが外れていたのですから、
これでは確かに動くはずがありません。
 
 
って、いやいや、待ってくださいよ。
 
では、なんでわたくしが初めに見に行った
際にはキーボードが普通に動いたのでしょう?
 
ケーブルが外れている状態では動く道理が
ないではありませんか。
 
 
 
 
ここから先はわたしの妄想と思って
読んでくださって結構です。
 
妻から話を聞いたときから、わたしは
キーボードは壊れていないだろうなって
強く感じておりました。
 
また、わたしが触ると家のパソコンたちは
それまでの不調をどうやってか解消して
調子よく動き出すことがしばしばなので、
今回もきっとそうなると確信しておりました。
 
このわたしの勝手な確信が一つの力となり、
もう一つは物に宿る心がこの力に作用して
今回の出来事になったのではないかと
そう考えているのですよ。
 
 
どんな物でも、大切にしてもらっている物は
必ず持ち主に対して好意を抱き、持ち主の
期待に応えようとしてくれます。
 
これは過去のわたくしの体験でそう強く
感じていることであります。
 
車やインテリア小物たち、健身球、本、
ぬいぐるみなど、わたしがかわいがって
いたり、大事に思っている物たちは
みんなしてわたしと相思相愛になっております♪
 
長持ちしたり、掃除しなくてもきれいさを
保ったり、いろいろとわたしを助けてくれています♡
 
 
家のパソコンたちも作り主であるわたしに
好意を寄せてくれているのは間違いない
ところでありまして、
 
今回の不思議な出来事は、このふたつの
思いが両方から手を伸ばして握手した結果
なのかなって思っております♡
 
つまり、わたしがこの子はきっと大丈夫と
確信していたために、パソコンの側もその
期待に応えてくれて、本来、動くはずのない
キーボードが正常動作したのではないかと
感じているのですよ♪
 
 
まぁ、どういう理由があったにせよ、
ケーブルが外れていても、尚、キーボードが
動作したという不可思議な事実は変わりません。
 
ただ、このような常識では説明のつかない
ことは、わたくしの人生にはしょっちゅう
起きておりまして。
 
このため、わたし自身はあまり不思議とも
怖いとも思ってはおりません。
 
ただただ、わたしのためにがんばってくれた
パソコンが尚のこと愛しい♡
そう思うだけなのであります♪