今年は蚊の発生がうんと早くて、
４月の終わり頃には庭の池の周囲で
ブンブン飛んでいるのを見かけました。
桜の開花や桑の実の結実はいつもの年より
ずっと遅いのに、その一方で夏の花が４月に
もう満開になったりして、今年の気候は
どうも妙な具合になっています。
ところで人を刺す蚊が出てくる前後には
ユスリカという、人に無害できれいな
蚊が発生することはご存じでしょうか。
ユスリカのボウフラがいわゆる赤虫と
言われているもので、熱帯魚の餌になる
昆虫であります。
そんなわけでユスリカが出てくると
そろそろ人を刺す蚊が出てくるなと警戒し、
秋の終わりにもう一度、ユスリカを見ると
今年も蚊のシーズンは終わるんだなと
毎年、ちょっと安心いたします。
ですので、池の周囲で蚊を見かけたとき、
最初はユスリカが飛んでいるのかしらと
思ったのですが、いえいえ、白と黒の
ダンダラ模様のヒトスジシマカでございました。
で、先日のことなのですが、
家の中に侵入した蚊に妻が足を食われて
盛んに痒がることになりました。
見ていてとても気の毒だったのですが、
先日、木村爽健さんのブログで
蚊の痒みの邪気を気功で抜けるという
お話を読みまして、そうか！と思いました♪
もう１０年くらい前になりますが、
うちに遊びに来た女の子が、田舎で過ごし
たときにブヨに足を食われてしまって
その痕がなかなか治らず、ずっと痒くて
たまらないということがありました。
このとき、わたしはこのしつこい痒みを
手羽先整体で抜いてあげたのでした。
あのときは数分の治療で痒みを吸い上げ、
わたくしに移しました。
途端に、１週間以上も苦しんだ痒みが
すっと取れ、みるみる腫れがひいていき、
お風呂に入るたびにぶり返していたという
痒みも全く起きず、その場できれいに
完治したのでした。
すっかり忘れていたのですが、
そう、手羽先整体では痛みだけでなく、
痒みも取ってあげられるのです♪
ブヨに食われた鋭い痒みに比べたら
蚊の痒みなんて多寡が知れております。
そこで、早速、妻の足の手当てを行った
ところ、思ったとおり、その場で痒みが
きれいに取れたのでした♪
しかし、この話には実は続きがございまして。
妻は蚊に刺されると複数回、
時間をおいてまた痒みがぶり返す、
いわゆる一度で何回も痒いという
厄介な体質をしております。
わたしは自然界の毒に対する解毒力が
非常に強い体質なもので、若い頃から
蚊に食われても２０分で痒みが消え、
５０分以内に腫れも完全になくなります。
ですので、蚊に食われることをさして
苦には感じておりません。
しかし、妻はわたしと違いまして、
蚊に刺されるとダメージがそれなりに
大きいのであります。
どうして一回で痒みが抜けなかったのか。
これにはいくつか理由があります。
一つは最初に手羽先整体で治癒した時点で
既に蚊に刺されてから数日経っていたこと。
以前、台湾で妻が足をくじいた時のように
すぐに手当てすれば割と早めに治るのですが、
時間がたってしまうと完全に治るのにも
それなりに時間がかかってしまうのです。
今回も蚊の毒が体の奥に入り込んで
しまっていてなかなか表面に浮かび
上がってこなくて取りにくい邪気でした。
もう一つは、妻が一度蚊に食われると何度も
痒みがぶり返す体であるということ。
でも、問題はこの体質ではなくてですね、
妻が長年、自分はそういう体なんだ
という設定にしてることなんです。
人の心身は自分で無意識に設定した
条件に従って、そちらの方向に調整されて
しまうようになっています。
ですので、本当は意識的に自分につけた
設定を変えることが大事なんですよ。
わたしは蚊に食われてもすぐに解毒して
痒みがあっという間に消えるという設定に
自分の意識を意図的にしています。
実は子供の頃は妻と同じで、一度、
蚊に食われるとなかなか痒みが引かず、
数日間、ぶり返す体質でした。
しかし、その設定を意識して変えてから
本当にすぐに痒みが消えるようになって
いくようになり、今では腫れさえすぐに
引くほどにまでなりました。
手羽先整体でどれくらい不具合を
抜いてさしあげても、また繰り返して
しまう人がいます。
そういう場合は本人が行っている設定を
良い方向に意識して変えていくことが
必要になります。
ちなみにこの話を読んで、そんなこと
言ったって、持って生まれた体質や
性格をそう簡単には変えられないよ！
って思った方。
人の話をまっすぐに受け取れないという
その設定を変えた方がいいかもしれませんよ。
ということで、手羽先整体で蚊の
痒みを抜いた際の記録でございました♪