若い頃から何事につけせっかちな

わたしたち夫婦は、歩行者信号が

点滅し始めると、

 

それ急げ! やれ急げ!

 

とばかりに急ぎ足で横断しようと

ついつい頑張ってしまいます。

 

しかし、無理な急ぎ足で歩くと、最近、

妻の足が腰の辺りまで痛むことが多く

なってしまいました。

 

 

 

 

もともと妻の右足は、昔、痛めてしまった

後遺症で踵の骨が少し出てしまっており、

強く地面に打ち付けることはご法度なのです。

 

ゆるかかと歩きもこのためになかなか

習得することができませんでした。

 

 

実は以前、どこぞの靴屋さんだったかに

妻のこの踵の痛みは足底筋膜炎だと

言われて以来、ずっとそう思いこんで

きたんですよ。

 

このため、なかなか踵の骨の異常に

気がつけずにいたのですが、

何度目かの手羽先整体で足の治癒を

行った際に、ようやく真の原因に

たどり着いた次第なんです。

 

 

で、対策として踵が痛まない厚底の靴に

変えたら、なんと、妻はあっという間に

ゆるかかと歩きをマスターしてしまいました。

 
つまるところ、それだけ踵が痛くて
体重を乗せることを体が無意識に
嫌がっていたのであります。

 

 

そんなわけで、今では靴さえ選べば

踵が全く痛まずに歩くことができる

ようになり、万々歳なのですが、

 

でもですね、冒頭述べました通り、

信号の変わり目などに慌てて急ぎ足で

歩いてしまいますと、途端に歩き方が崩れ、

痛みが足を駆け上がってしまうという

アクシデントに見舞われることも

明らかになってきたのです。

 

これまでは痛みが常時、体にあったため

分からないでいたのですが、

痛みがないのが常態となった今では

どうやると痛みが出るのかがより鮮明に

なってきたのですね。

 

 

でもって、一度、この踵からの痛みが

腰にまでズズっと上って入ってしまうと

これを抜くのに大変な時間がかかるのですよ。

 

手羽先整体でやっても、完全に抜くには

ゆうに1時間くらいはかかってしまいます。

 

それくらいならば、次の青信号まで待った

方がよほど短い時間のロスになります。

 

また、今回はなるたけ痛みがわたしに

入らないようにしたつもりだったのですが、

それでもやはり無傷とはいきませんで、

右膝が痛くなってしまいました。

 

 

 

 

ですので、これからは青信号が点滅したら

それは急げではなく、止まれなのだと

自分たちに言い聞かせないといけませぬ。

 

つい、信号が点滅すると急いで渡ろうと

する癖が体と心についておりますので、

このことを忘れないようにするために

あえてブログに書き残すことにしました。

 

 

信号の変わり目では、決して急いで

渡らず、次の青を待つこと。

 

妻のために、そしてわたしのために

この言葉を心に刻みたいと思います。