先日、表で車をきれいにしていたとき、

妻が通販で頼んでいる生活クラブの宅配

トラックがやってきました。

 

外にいたわたしが応対し、配達のお兄さんに

荷物を玄関にまで運んでもらったのですが、

どれが冷凍とか、これは冷蔵ですとか、

いつもなにかしらの説明があるので、

2階にいる妻を呼ぼうと声を張り上げました。

 

「生活クラブさんだよぉ!」

 

結構、大声で声をかけたのですが、

娘と何か楽しそうに話している笑い声が

聞こえてくるばかりで応答がありません。

 
2回くらい、声をかけたら、ようやく
「はーい」と返事があったので配達の
お兄さんと二人で階段を見上げて待って
いたのですが誰も降りてきません。
 
暫くしても妻が下りてくる気配がないので
お兄さんは仕方ないという素振りで
肩をすくめ、じゃ!って感じにわたしに
目で合図して立ち去っていきました。
 
 
 
 
今、手を離せないタイミングなのかな?
 
返事はしたことだし、まぁ、きっと
そのうち降りてきて荷物を処理してくれるでしょう。
 
そう思って車の掃除に戻ったのですが、
それから10分くらいして作業が終わり、
家に戻ってみると、まだ荷物がそのままに
なっていて始末が済んでおりませんでした。
 
おいおい、冷凍ものがあったらどうするの?
冬とはいえ、これはまずいでしょ。
 
慌ててさっきよりもっと大声で妻を
呼んだのですが、聞こえなかったみたいで
2階でスイーツをこしらえていた娘が
気付いて妻に中継してくれました。
 
 
「さっき、呼んだときに返事したのに
なんで降りてこなかったの?」
 
と、妻に聞きましたら、
 
「全然聞こえなかった」
「そもそも返事なんて誰もしていない」
 
という意外過ぎる回答。
 
 
いやいや、二人で何か楽しそうに話してた
声が聞こえてたし、確かに返事したじゃない。
 
そう突っ込んだところ、娘も一緒になって
言うことには、
 
そもそも妻は自室にずっとこもっていたし、
台所には娘しかおらず、二人で一緒に話を
したりはしていなかったとのこと。
 
 
えっと、でもですね、わたしだけなら
まだしも生活クラブのお兄さんもちゃんと
返事を聞いて、それで待っていたんですよ。
 
だから、これがわたしだけの幻聴とかって
ことは絶対にありえないのであります。
 
 
しかし、妻と娘が嘘をつく理由もないし、
確かに聞こえていたなら冷蔵品もあることだし
妻はとっとと降りてきて荷物を処理してた
はずなんですよね。
 
うーん、でも、それじゃ、あの楽しそうな
話し声と、はーいっていう返事はなんだったの?
 
ちゃんと2階の台所あたりから聞こえて
来たような感じだったのに・・・
 
 
というですね、実に摩訶不思議な事件が
あったのですよ。
 
これ以上深く考えても仕方ありませんので
ここで思考を止めておきますが、
これもまた最近よくわたしの身の回りで
起こる怪奇現象の一つなのかもしれません。
 
 
それにしても、やはり気になります。
 
返事をしたのは誰?