台湾旅行最終日の続きです♪
 
 
まだちょっと時間があるということで
妻のリクエストで最後の最後に
もう一度、甘いものを食べに行きました。
 
永楽市場の横にある杏仁茶のお店です。
 
 
 
 
温かい杏仁茶と付け合わせにパンの
ようなものを一つ注文。
 
この組み合わせで食べたかったとかで
妻は大満足の様子でした♪
 
 
この杏仁茶もそうだけど、今回の旅は
真冬の台湾、それも寒波に見舞われたため
日本と比較しても決して劣らぬ寒さで、
おかげであったかい食べ物が本当においしくて♪
 
わたしたちが帰る最終日になって気温が
ぐんと上がり、過ごしやすくなったみたい
なんですが、
 
この台北にしては珍しい寒さという体験も
またとても貴重なものだったと思っています。
 
 
杏仁茶を妻が味わっているとき、
わたしは表でカラスくらいの大きさの
とてもきれいな白黒の鳥を見つけました。
 
しっぽが長くて、今まで一度も見たことが
ない種類の鳥です。
 
外に飛び出してビデオに収めたのですが、
帰国後、調べたらこの鳥の名はカササギ
というらしく、日本では佐賀にしか生息
していないもののようです。
 
 
(フリー画像です)
 
 
カササギと聞いてピンと来る人は
我が党の士です。
 
この鳥、すごくきれいなのですが
実は不吉の象徴とされていまして、
はい、まさにこの後に起こる最後の
事件の前兆となった鳥なのでした。
 
 
この後、ホテルに戻って荷物を詰め、
チェックアウトして11時発の送迎バスで
台北駅に向かい、電車で桃園空港に向かいました。
 
フライトまでにはかなりの時間があって
早めの行動だったと思うのですが、
予想以上の混み合いで出国審査に時間が
とられ、案外、余裕はありませんでした。
 
桃園空港は混むと大変なことになると
思い知った次第です。
 
ほんと、うんと早く空港に行っておいて
よかったと思います。
 
 
帰りの飛行機は無事に搭乗することが
できまして、これで何とか日本に帰る
ことができるとホッとしました。
 
ちなみに帰りの便はタイのライオンエアー。
行きはタイガーエアーでした。
 
行き帰り共に猛獣に挟まれた形(?)です。
 
 
 
 
定刻通り、無事に成田空港に着陸し、
入国審査もとても少ない人数しかいなくて
あっという間に済んでしまいました。
 
預けた荷物をさくっとピックアップして、
税関に申告する書類をささっと書きました。
 
税関審査も殆ど人がおらず、これなら
とっとと通過して、リムジンバスの
チケットを買いに行けそうです。
 
バスの発車時刻には余裕で間に合うかな♪
 
 
そう思っていた矢先、かわいい犬が
わたしの前にとことこ歩いてきて
立ち止まりました。
 
ゴールデン・レトリバー?
よしよししてほしいのかしら?
 
そんなことを思っていたら、
 
「すみません、犬が反応したので
そちらのお荷物を検査させてください」
 
なんと、空港職員に声をかけられたのでした。
 
 
 
 
肉の持ち込みの疑いがあるとかで
わたしが押しているトランクを開けて
中身を確認させてほしいとのこと。
 
食べ物が入ってますか?と聞かれたけど、
ええ、わたしのトランクにはむしろ
食べ物しか入っていませんから。
 
「ベジタリアンなので肉類は一切、
ありませんよ」
 
そう言ってはみたものの、検査を免れる
ことができるわけもなく。
 
とにかくこうなっては仕方ありませぬ。
 
とっとと身の潔白を証明しないと、
バスに乗り遅れてしまいます。
 
 
なぜかひたすら恐縮する空港職員に
いちいち一つ一つお土産を披露して
肉類が一切ないことを確認してもらいました。
 
どうやら検査犬は胡麻の匂いが混じると
肉と混同してしまうことがあるらしく、
それでわたしが捕まったようなのです。
 
お時間を取らせて申し訳ありませんと謝る職員に、
 
「いやぁ、貴重な体験をさせてもらいました」
 
と、爽やかに言ってのけて、
 
でも、心では大慌てで税関を通過し、
なんとかバスチケットも手に入れ、
結果的には余裕でバスにも間に合い、
そうして一時間強かけてようやく
羽田に戻ってきたのでした。
 
 
これでやっと家に帰れる。
とにかく安全運転しなくちゃね♪
 
羽田空港の駐車場にちんまりと

停車している、久し振りに見る

愛車の電動ドアを開けようと

キー操作したら、なぜか全く反応せず。

 

何度やってもダメで、一体、

どうしちゃったんだろう?

って思いながら、仕方なく手動で

ドアを開けて荷物を積みました。

 

そのとき、妻がフロントガラスの

ワイパーになにやら紙が挟んであるのを発見。

 

広げて見てみたら、なんと!

 

『室内灯がつけっぱなしになっています。

バッテリーがあがっていたら、連絡先は・・・』

 

 

一瞬、頭が白くなりかけました。

 

そ、そういえば、来る途中、スマホの

充電をするためのコードをシガレット

からうまくとれているかどうかで

妻と軽くもめて、確認のために室内灯を

つけたような気が・・・

 

駐車場が明るかったため、つけっぱなし

になっていることに気がつかなかった

ようなのです。

 

 

セルを回してみると、キュルキュルという

音はすれどもエンジンはかからず。

 

なんてこった。

最後の最後、こんなことになるなんて。

 

これでレスキューを呼んだら一時間以上

無駄になるだろうし、

そもそももう駐車料金は払っているから

ここからは延長になってしまうし。

 

 

でも、わたしには絶対に何とかなる!

という妙な確信がありました。

 

セルを回す右手から電気が流れ出て

エンジンがかかるイメージを強く持ち、

再度、挑戦してみました。

 

暫くキュルキュル音が続きましたが、

イメージ通りにエネルギーを送り続けた

ところ、見事、エンジンがかかりました♪

 

 

多分、このときに相当、体のエナジーを

消耗したのだと思います。

 

最終日の歩行数は18,519歩。

体重は朝の時点で54.3kgでしたが、

帰宅後は52kgに一気に減っておりました。

 

 

帰りはいつにもまして安全運転を心がけ、

無事に家に戻ってこられました♪

 

 

ということで、今回の台湾の旅は

数え上げたらきりがないほどの不運に

見舞われまくったのですが、

なんとか全て跳ねのけて、結果的には

とても楽しい旅となりました♪

 

 

実を言うと、わたしはお出かけすると

どういうわけだかこうした不運に遭遇する

ことが非常に多くて。

 

あっ、でも、決して運が悪いとは思って

おりませんよ。

 

過去には熱帯魚ショップのくじで一等を

当てたこともあるくらいですから、

むしろ人並み優れて運は良いクチです♪

 

ただ、運が良い時と悪い時が交互に

やってきて、悪い時にはそれはもう

話にならないくらいのレベルになるのです。

 

 

ただ、毎度、トラブルに見舞われても

必ず全力で乗り越えていきますので、

今では不運な出来事も大事なイベント、

ブログのネタ♪ という感覚になっています♪

 

まぁ、今回の旅は久し振りに不運が

異様に連続して起こりましたので、

なんというか、もうね、一生分の

不運をここで使い果たしてしまった

という気分ではあります。

 

 

だから、ここからは最早、上がっていく

しかありません♪

 

きっと次回の台湾旅行は素晴らしい
運に恵まれた旅になると思います♡
 
待っててね、台湾♪
 
(おしまい)
 

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妻がブログに書いた台湾旅行はこちらになります♪

わたしとは違った視点で書かれています。

特に食べる物については妻の方がよほど詳しく

書いておりますので、良かったらご覧ください♪