ゆるかかと歩きを習いに週一で整体に

通っています。

 

歩き方だけでなく、体の方も診てもらって

いまして、手羽先整体の代償で入ってくる

不具合を毎回取ってもらってします♪

 

自分ではどうも取り切れないというか、

気がつかないところに入っていて不具合を

引き起こしていまして、こうやって人に

メンテナンスしてもらえるのは本当に有難いです♪

 

 

先日も体の具合が悪い部分を整体師さんに

治してもらったのですが、その際にどうして

こうなったのかお話しました。

 

ありていに言うと、料理教室に通って

くれている生徒さんにとり憑いていた

邪気を消滅させた際の代償なのですが、

 

とても邪悪な魔王級の邪気だったので

追い払うのではなく、光照射で完全に

消滅させたとお話したところ、

 

「次に生まれ変わってくるときには、

よいものに生まれ変わるといいですね」

 

このように整体師さんが言ったので

ちょっと驚きました。

 

 

この発言から分かるように、彼はとても

人柄の良い、穏やかな性格をしています。

 

だから、こんなにも優しさを感じさせる

言葉を口にしたのでしょうね。

 

 

多分、彼はこの邪気を幽霊や悪霊みたいに

思って、こう言ったのだと思うのですが、

実はそこは全く違いまして。

 

この邪気はあえていうならば悪魔なので

ありまして、決して人由来の何者かでは

ないのであります。

 

それゆえ、次に生まれ変わって云々は

人の魂と違うので話が別でして、

祓い落すか消滅させるかの二択しか

わたしにはなかったのです。

 

 

彼の発言は、わたしに考える材料を

くれることが多くて、今回もこの発言で

一つ気づいたことがありました。

 
よく魔法使いの世界は、光と闇、白と黒
みたいに二元化して語られますよね。
 
正しいサイド、善は光・白魔術で、
邪悪なもの、悪は闇・黒魔術に属するという
ことがファンタジーの定説になっています。
 
しかし、現実の魔法はこんな単純なものとは
まるで違うということに、整体師さんの
言葉から思いが至りました。
 
 
 
 
邪気を祓う行為は確かに光の側、
いうなれば白魔術に属することかと思います。
 
しかし、邪気を消滅させるとなると、
その攻撃性はどう考えても闇、黒魔術の
得意とする領域だということなのです。
 
 
よくアニメでは白魔術で悪を滅ぼす
シーンが出てきますが、これ、現実には
大間違いであって、単なるフィクションです。
 
光の側は本来、悪であっても滅ぼすような
無慈悲な行為はできないものなのです。
 
滅ぼす、破壊する行為は、それがどんなに
正しい理由があったとしても、白魔術が
とる選択肢にはなく、
それはすべて黒魔術側の行いなのであります。
 

わたしが行った邪気を消滅させる

行いを冷静に振り返ってみると、
明らかにそれは「攻撃」であって、
そこに清い光の要素を感じないのであります。
 
 
確かに分類すれば、白と黒に魔法は分かれる
という見方はできます。
 
これはブログでは書けないことなのですが、
実際、わたしが昔、無意識で使っていた
力は黒の方でしたし。
 
ただ、現実に魔法を人のために使う時は
白ばかりでなく、こうして黒も使わないと
ならないことが殆どであり、
 
つまり、本来、白でも黒でもなく、
灰色が魔法の本質であり、
一番強力で、かつ、一番現実的に使える
魔法の領域ではないかと思うのですよ。
 
 

指輪物語に登場する魔法使いたちは

白が一番優等みたいに描かれていて、

灰色のガンダルフも途中から白になるのですが、

 

いやいや、本当は灰色が最強!だと思います。

 

 

なんだか中2病みたいな話になりましたが、

これもまた、中庸・中性が一番よいという

わたしの理論に叶うことでありまして、

自分ではものすごく納得しております♪

 

それと同時に、この話、なにも魔法に

限らず、この世界のあらゆることに

通じる原理であって、

 

清濁併せ呑む

水清くして魚住まず

 

こうした諺は灰色の世界がもっとも

人が生きるのに適していると教えている

先人の知恵なのだとわたしは考えております。