ただいま、左手で文字を書く練習は、

小学4年生の漢字まで進みました。

 

4年生で習う漢字を見ていましたら、

あれれ?と思うことがいくつかございました。

 

それは、どうして「欠」「周」「求」の漢字を

4年で習うのか、ということです。

 

「歌」「週」「球」を3年生で習います。

 

これって誰がどう考えても、習う順番が

逆じゃありませんか?

 

学校の現場では混乱がないのでしょうか?

 

 

また、書くことが難しい漢字を少しずつ

練習しているのですが、この先、中学で

習う漢字で何か書けなくなっているものは

ないかと物色していましたら・・・

 

なぜ、こんな漢字を中学で習うのか、

はなはだ疑問なものがありました。

 

たとえば「鬱」

 

これ、中学で習った覚えがありません。

 

調べてみたら、2010年から中学で

教える漢字に加わったようです。

 

時代を反映しているつもりなのか

わかりませんが、これを漢字で書く

必要がある現代人って、

現実にどれくらいいるのでしょう?

 

 

また、「璽」という漢字も中学で習いますが

これにいたっては中学卒業後は一度も

書くチャンスさえないのではないかと。

 

三国志のファンなら「伝国の玉璽」で

有名な字ですが、一般的にはこの漢字が

何を意味するのか、大人でさえ知らない

方が多いのではないかと。

 

死語といっても過言じゃないでしょう。

「璽」なんて教える必要、本当にあるのかしら?

 

実践的に役に立つコミュニケーション手段

としてではなくて、趣味の世界の漢字って気がします。

 

 

教える漢字の順番は不適当だし、

そもそも教えるべき漢字かどうかの

判断基準にも、ものすごく疑問を覚えます。

 

これだから、漢字が嫌いという人が

増えるのですよ。

 

そうでなくても小中では大量の漢字を

覚えなきゃならないというのに。

 

大いに憂うべき事態かと思います。