GB250 オイル下がりメンテ バルブステムシールの交換 | くらちゃん(GB250)のつぶやき jack-GBのブログ

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リターンして11年目。GBをメンテしながらポチポチ走ってます。
日記代わりに。

3連休で。
 
中日は所要があるけど、あとはお天気次第。
 
ところが、雨が降らないのは初日だけ。
 
よし!
 
突貫工事で終わらしちゃる!!!
 
なのに、想定外続出!
 
 
シート、タンク、バッテリ、バッテリBOX、
スロットルワイヤ、レギュレータ、イグニッションコイル、
エキパイ、マフラー・・・外し、
 
SMにはキャブも、スターターモータも外し・・と書いてるけど、
 
こいつらは外さなくても行ける?
 
で、キャブはエアクリ側にずらすのみ。
 
スターターモーターはそのまま。
 
で、ヘッドカバーを外す。
 
ここまでは何度かやった。
 
さて、実働エンジンを初めてばらすww。
 
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カムギアの位置も念のため
 
イメージ 17
 
 
 
イメージ 2
 
 
カムギヤ外す
 
イメージ 3
 
 
 
間違わないよう、IN、EXで分けて。
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ロッカーアーム、サブロッカーアームホルダ等、外してゆく。
 
ここまでは、予行演習通り。
 
 
続いて
 
テンショナシャフト、ドライブギアシャフトを抜き。。。
 
イメージ 5
 
 
抜き・・・・
 
・・・・・・
 
想定外その1
 
プライヤで引けば簡単に、
 
簡単に・・・
 
ぬ、抜けん!
 
小さなプライヤでは、歯が立たないので、
 
がっちりしたペンチで、
 
何度も何度も押しては引き、ひいては押し、
 
格闘の末、抜けた!
・・・・・
 
今まで一回も抜かれなかったんだね、君。
 
Oリングがぺったんこ。
 
チェーンを落とさないように、針金でホーンにひっかけ
 
カムギヤカラー、ドリブンギヤを外す。
 
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気を取り直して、ボルト類を外してゆく。
 
結構なトルクで締められてることと、20年近くそのままだろう硬さ。
 
じっくり力をいれて・・・
 
パキン!
 
と緩む。
 
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オイルパイプの固定を
 
外す。
 
???
 
短い
 
切れてる?
 
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まあ止まるからいいかww
 
フレームにつながってるボルトを外す。
 
これはSMには書いてない。
(Bーkingさんのブログでお勉強したww)
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で、ヘッドを外した。
 
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カーボンいっぱい。
 
こっちも
 
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ひとつうれしかったのは
 
カムチェーンガイド。
 
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側壁が綺麗に残ってる。
 
てことは、カムチェーンはまだ暴れていないってこと。
 
カムチェーン交換はまだ先でOK!!
 
さて、ここからはカーボン取り。
 
ガスケットリームーバで取る。。。と
 
某メンテ雑誌に書いてたので
 
同じものを購入し、
 
やってみる。
 
これがまた取れない。
 
小一時間ほどかかったかな?やっとここまで。
 
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どうやらある程度長い時間の漬け置き
 
が必要みたいだけど、
 
時間が無いので。
 
バルブを外す。
 
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S型は、スプリングが二重。
 
部品取りエンジンのものは一本のみ。
 
想定外 2
 
バルブきたな~~い!!
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もちろんヘッド側も
 
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ここまでカーボンさんがいらっしゃるとは・・・
 
また、こいつらが短時間では取れないのだ。
 
バルブの裏側は、最後は
 
カッターで。
 
まるで鉛筆削り。
 
これじゃとても今日中に終わらん!!
 
バルブステムシールの交換へ進む。
 
外したバルブステムシール。
 
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サイズがどうの・・と検証してる暇なんてな~い。
 
新品
 
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とりあえずここまで。
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バルブのすり合わせとか
 
しないので、
 
バルブの刻印を目印に、ほぼ付いてた時と同じ向きにSET.
 
ほんとはすべきなんでしょうけど・・。
 
まっ、これも経験ってことで、自己責任ww。
 
朝7:00から開始して
 
ここまでですでに15:00。
 
不自然な姿勢での作業の連続で
 
結構、お疲れ。
 
でもやっちまわないと!!!
 
で、組み上げに入る。
 
さすがに、ワッシャの有無やボルトの位置
 
締付けトルクなど、
 
SMとパーツリストを傍らに慎重に作業。
 
なんせ初めてだからね。
 
と・・ところが
 
ここで
 
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こいつドライブギヤで チョンボった!!!
 
まず、カムギヤまで組んだとこで
 
????
 
カムの位置おかしい・・・
 
反対側からマークを覗くと
 
あら?
 
T
 
からずれてる・・・
 
カムチェーンかけてるときにズレた?
 
なんだかんだで曇りの夕方
 
暗くなるのが早い。
 
急がねば・・・
 
カムチェンテンショナサブガイド
このギヤの右にあるやつ
 
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カムギヤカラー(内側にパイプが入ってる)
が外れたので
 
なにも考えず付けなおして・・
 
ここで反対向きに付けた!
 
ので
 
 
このせいで
 
カムチェンドライブギヤシャフトが入らない。
 
ここでまた時間を食う!
 
なんで入らない?????
 
上の写真では入ってるけど、ポッチ刻印が上に来ないといけない。
 
なんだかんだで何度かやってるうちに、
 
 
ロックボルトを締めたので
 
先がつぶれた・・・・。
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これは、カムチェンドライブギヤシャフトの
 
向きと差し込み量が合ってればすんなり入るもの。
 
あぁ・・・どっとお疲れ・・・。
 
 
 
土曜はここまでで暗くなったので、
 
シリンダヘッド仮付けし、
 
カムギヤはお持ち帰り。
 
つ・・・つかれた・・
 
もう体が動かない((笑))
 
 
 
 
今日は、雨上がり待ちで、
 
上のボルトの修正。
 
修正といっても、予備エンジンのものを使うことにした。
 
こちらも少し舐めてたみたいだけど、
 
まだまし。
 
先端のねじ山をスムースに回る様に少し削った。
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すぐにヘッド組めるように、
 
付いてたヘッドカバーガスケット、肉厚は十分なので
 
液体ガスケットを剥がし、
 
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スタンバイ。
これは液体ガスケットを薄く塗って付けて、
 
トルクレンチで規定値締めてれば
 
何回か使えますね。
 
何度か使うためには液ガス塗った方がいいと思う。
 
液ガス塗らないと、
 
ヘッドにどうしても固着する部分がでるので、
 
剥がすのも大変だし、部分的にえぐれたガスケットは
 
再利用できない。
 
「SMに液体ガスケットを塗って・・」って書いてあるのは
 
 
やはり正しい。
 
 
 

カムギアもスタンバイ・・・
 
えっ
 
穴が小さい・・
 
SMでは 6mmのボルトで歯車固定。
 
部品とりエンジンは、その通り
 
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なのに、
 
S型は、
 
穴が小さい。
 
4mmくらいの径で
 
ねじ溝も無い。
 
・・・・
 
仕方ないので
 
4mm計のアルミ棒(昔カウルステーの材料で使ってたもの)
 
を差して固定した。
 
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これが部品番号が違う理由????
 
 
とうとう雨は止まず・・・・。
 
 
 
そうそう、さっき気づいたのですが、
 
このマーク合わせ。
 
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これは、ちゃんとカムチェーンの噛み合わせが、
 
正規の位置にあるかどうかの確認なんですね。多分www。
 
どうでもいいじゃん??て思ってましたが、
 
今回、作業途中にクランクが回って、
 
カムを組んだ時におかしくなって、やり直したことで
 
理解できた気がする・・・
 
間違ってるかな?
 
 
さてさて・・・
 
次の作業は木曜。
 
せめて曇りで収まってくれ~~~~!!