ダイヤモンドプリンセスクルーズ(2)関門海峡
翌4日は終日航海日、神戸港から太平洋に出て、四国沖を通過。そのあと九州と四国の間を抜け、関門海峡へ進むコースです。
朝食をインターナショナルダイニングでとり、食後、旅行会社の説明会に参加。船内見学などもありましたが、特に目新しいことがないのでこれはパス。
そのあと、盆踊り教室に参加しました。
盆踊りの振り付けって意味があるのですね。
例えば炭坑節の最初の振り付けは炭坑を掘るとか、次の振り付けは堀った石炭を担ぐスタイルだとか、そんなことを教えてくれました。
船内では皆さまざまに過ごしています。
こうしたイベントに参加する人、あちらこちらに置かれた椅子などでくつろぐ人、デッキを散歩する人など。
ジムもあり、ウエアー、靴など用意して出かけましたが、今回は利用する時間もありませんでした。
デッキ中央ではいつも音楽、イベントなどが行われております。多くの人が、飲み物を飲みながら、そばで聞き入り、あるいは眺めて過ごしております。
午後は「クイズに挑戦」というイベントに参加。半分ほどしかできなかったのですが、ほとんど正解できる人もあり、驚きました。
今回はクルーズ代金にプリンセスプラスが入っているので、15ドル以下のアルコール飲料が1日15杯まで無料、ソフトドリンクは無制限、WI-FIも無制限に利用でき、船内チップも無料ととてもお得でした。
通常、船内では一人当たり1日15ドル前後の船内チップがかかります。これは何も利用しなくてもかかり、代わりにレストランで食事する際も都度チップを支払う必要がありません。我々日本人になじみの薄いチップを気にする必要がないのはありがたい制度です。
WI-FIと船内チップは助かりました。またミネラルウォーターがいつでももらえるのはよかったですね。
夕方、関門海峡へ差し掛かりました。18階建てのこの大きな船はギリギリ通過できる高さだそうです。
今夜はフォーマルナイト。ただダイヤモンドプリンセスの場合、それほど厳格なドレスコードがあるわけでもなく、背広、ネクタイの人が多く、タキシードなどあまり見かけません。ネクタイをして上着を着ていればOKです。
フォーマルを楽しみたい人はそれぞれに楽しみ、フォーマルを用意していない人はホライゾンで食事することもできます。
夕食前にデッキ中央を通るとシャンパンタワーが準備されておりました。
フォーマルナイトの夜に合わせ、シャンパングラスを積み上げて、上からシャンパンを注ぎ、船がいかに揺れないかを見せるものです。
残念ながらちょうど食事時間中に終わってしまいました。
今夜のショータイムはバイオリニストによる演奏。バロックからロックの特集。激しい演奏に酔いしれました。
台風の去ったあとですが、今日の船はほとんど揺れませんでした。
少しくらい揺れたほうが夜の眠りも深まるのですが。