山中温泉鶴仙渓
令和元年6月13日、山中温泉へ出かけました。今回はのんびりと過ごしたいということでフリープランです。
名古屋から特急しらさぎで加賀温泉まで約2時間30分。加賀温泉駅は今新幹線の工事中。そのため、ホームから出口まで110メートルほど歩かなくてはなりません。
ここから宿のバスで約30分、今夜の宿舎は「かがり吉祥亭」です。
まだ夕食には時間があるので、近くを散歩することにしました。
宿の車で、姉妹館「吉祥やまなか」の近くまで送ってもらいました。
ここから鶴仙渓に沿って歩きました。入口の黒谷橋です。
鶴仙渓はここからこおろぎ橋まで1.3キロ、北陸随一の渓谷美を誇る景勝地です。
ここから渓谷へ下りていきます。すぐ芭蕉堂がありました。芭蕉は山中温泉で旅の疲れをとり、この地を散策してすばらしい景色を絶賛したそうです。
渓谷に沿って遊歩道が整備されております。
小才橋、小さな橋ですが、ここから対岸に渡れるようです。
あやとり橋はユニークなS字型の橋です。この橋は草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトのもとにデザインしたということです。
あやとり橋下の川床は営業時間を過ぎており、既に閉まっておりました。
ここから渓谷に沿ってこおろぎ橋まで行けるのですが、今、橋は架け替え工事中で通ることができません。総檜づくりの橋で芭蕉や夢二など多くの文人が訪れているということです。見ることができないのはとても残念です。
あとで反対側から覗いてみました。橋の面影はありません。
やむを得ず、あやとり橋で渓谷をあとにして、ゆげ街道の方へ向かいました。
芭蕉の館も閉まっておりました。
芭蕉と弟子の曾良は山中温泉で9日間過ごし、ここで別れたそうです。
その別れの像です。
ゆげ街道の始まりに位置する菊の湯です。菊の湯は天平風の優雅な造りで、男湯と女湯が別棟になっているのは全国的にも珍しいようです。
菊の湯は芭蕉が称賛した日本三名湯のひとつです。
菊の湯(おとこ湯)
菊の湯(おんな湯)
女湯に隣接して山中座があります。今でも土日、祝日には山中の芸能が鑑賞できるようですがこの日は平日、残念ながらお休みです。
山中座
山中座前の広場のからくり時計です。
ゆげ街道
夕食後、再び山中座まで散歩してみました。ゆかた姿で菊の湯まで歩いている人がいるかと思いましたが、ほとんど人通りはなく、閑散としておりました。
菊の湯は観光客よりも地元の人の交流の場所のようです。
梅雨どきでしたが、天候に恵まれ、ゆっくりと過ごすことができました。
今夜は温泉で、芭蕉に因んで旅の疲れを癒します。
( 続 く )
























