鳥島
翌12日、船は小笠原に向けゆっくりと航海。何時間経ってもまわりには海しか見えません。船もゆっくりと進みますが、時間もゆったりと過ぎて行きます。船内のテレビももう電波が届かないので、NHKワールドしか見ることが出来ません。
あたり一面海
船内にはいろいろな施設が備えられ、退屈しないようになっております。
エントランスロビー
ショップ
オープンバー(退屈なとき、何度もお世話になりました)
ジムナジウム(飲料、タオルなども備えられております)
ジャグジー
ポートデッキ(早朝には多くの人がウォーキングをしております)
今日は船がとても揺れます。プロムナードを歩いていると、皆、同じ方向に揃って揺れ、まっすぐにはなかなか進めません。幸い、私は船酔いすることはなかったのですが、気分が悪くて食事ができなかった人もいたよぅです。
エンターテイメントもいろいろと参加しましたが、写真撮影ができないので、ブログには掲載できません。
「みんなで唄おう」では歌声喫茶のように、声をあわせて歌いました。
午後2時過ぎに鳥島が見えてきました。小笠原の父島は名古屋港から1048キロ離れておりますが、途中は海だけしか見ることができません。ここが最初で最後の島です。
現在は無人島ですが、かつては人が住んでいたこともあるとか。島の頂上に気象観測所と、中腹には建物も見ることができました。
ここはあほうどりが数多く棲息しているそうですが、船からあほうどりを見ることはできませんでした。以前、吉村昭の「漂流」という小説を読んだことがありますが、確か、この島であほうどりを食べて生きたという話だったと思います。実話に基づく小説ですが、たまたま思いだし、当時の様子を想像しました。
鳥島から約3時間後、今度は孀婦岩(そうふがん)という珍しい岩の横を通りました。とても大きい岩だけが水面に浮かび出ているという不思議なものです。
2500mの深海に、ぽつんと99mの岩が水面に浮かんでおり、はたまた不思議なものです。
水面下はどんなになっているのでしょう。
このあと、船のなかではエンターテイメント、アフタヌーンティーなどを楽しみ、ゆったりと過ごしました。小笠原へ着くのは明朝。まだまだ遠い道のりです。
小笠原は東京都に属しますが、自然遺産を守るため、島には飛行場がないため、こうして船でしか行くことが出来ません。
島へは東京から、「おがさわら丸」が6日に1回出ているだけで、完全な孤島です。急病人が出た場合は岩国にある自衛隊の基地にヘリコプターを要請するとか。また、病院がないため、出産などは何か月も前から東京へ行って、出産を待たなければならないそうです。
自然遺産を守るのも大変なことです。
(続きます)











