今回、日本滞在の後半は東京でした。
東京には、私が東京の両親と呼ばせていただいているご夫婦がいる。
このご夫婦には本当に可愛がっていただいていて、
お子さんと同年代の私は「長男」と呼ばれている。
お住まいは浅草で、
チャキチャキのご両人。
私も浅草が大好きで、
東京に行くと、必ず浅草に泊まるのです。
ご夫婦にあまりに良くしていただくので、気を使って
ホテルを取ったこともあるのですが、後でそれがバレてしまい、
激怒されてしまいました。
(現在観音様は工事中です。でも入れますよ。)
ということで、
最近は遠慮を忘れて東京に行くときはいつも連絡させてもらっている。
浅草はなぜかワウワクする街だ。
観光スポットであるのはもちろんだが、
地元東京の方々でも浅草が好きな人は多いと聞く。
私のアメリカでの始めての上司も、、
世田谷の人だが、年越しは浅草が定番だったとのこと。
初詣で賑わう仲見世を今でも懐かしく思い出すそうだ。
私も何度か年越しを浅草で過ごしたことがあるが、
温かい蕎麦以外は全てが最高ですね。浅草!
だって~、お蕎麦の出汁が真っ黒で・・・
伊勢の名物「伊勢うどん」を思い出しました。
でも味は伊勢うどんの方が好きだし、
やっぱり温かいお蕎麦は薄い色の出汁が好きです。
大好きな落語も「浅草演芸ホール」などの寄席があるし、
その隣には色物満載の「東洋館」がある。
東洋館の看板を見て、
今、ビートきよしがアンクルボーイズとコラボして
歌謡漫談をやっていることを発見した。
(白い巨犬を発見)
そんな浅草で私がお薦めするのは「洋食」です。
イチオシのお店は、やっぱり「ヨシカミ」。
http://www.yoshikami.co.jp
キャッチコピーが、
「うますぎて申し訳ないス!!」というナイスなもの。
年末年始は羽子板の形をしたマッチがもらえます。
「この子、ヨシカミ大好きでわざわざアメリカから食べに来たのよぉ~」
とまるで、私の帰国理由がヨシカミ100%のような説明をする浅草の母。
行くと毎回、どのメニューにするか本当に悩む。
「3つくらい食べれば?」と母は言ってくれますが、それは無理。
だから今回は滞在中に2回行きました。
(うぉー!!新東京タワー発見!!と思ったら、花やしきでした)
仕事でJR線を使う場合、浅草の両親がいるかっぱ橋からは、
鶯谷駅を使うのがベターなのですが、
朝の鶯谷から電車に乗る場合、かなりのカップル達と
ホームで待つことになります。
朝からどんだけイチャイチャするの?
と思うくらい、鶯谷のホームは熱い!!
そして、仕事を終えて夜、鶯谷で山手線を降りるとき、
いつも少し恥ずかしい・・
「私、そういうところ行くためにココで降りるんじゃないです!!」
「別に駅に黒塗りの車が迎えに来て、アッチに行くわけでは・・」
心の中で叫びます。
先日も仕事の後の会食で帰宅が遅くなったとき、
浅草の母は
「あんたー遅かったねぇー。トルコ行ってたのかい?」
と歯に衣着せぬ死語を浴びせられました。
そんな母が私は大好きです。
浅草の父は、
「あたしゃーボンボンだからねぇ~」というのが口癖で、
時代小説が大好きな人です。
かっぱ橋には台東区中央図書館があり、
その中に池波正太郎記念文庫がある。
この図書館がめっちゃ面白く、
レゲェというべきか、自由人というべきか、
そういうオヤジ達が温かさを求め、タムロする。
よく見ると英字新聞なんか読んでるオヤジがいて、
彼らの教養レベルに脱帽した。
オヤジさんは生まれも育ちも浅草で、
やはり「ひ」の発音が「し」になります。
「昔はこの花屋敷の横に池があってよぉ、
そこで子供の頃よく遊んだんだぁ。」
と散歩をしながらよく浅草の昔話をしてくれます。
そんな大好きな浅草なのですが、
やはり不況の影響は大きく、
かっぱ橋の道具屋さんなどは、
最近のネット販売や、厨房機器の中古販売におされ、
苦戦の様子。
また、外国人観光客も、
この円高でお土産をあまり買ってくれないそうです。
私は毎回浅草土産に「子桜」のかりんとうを買います。
もともとは料亭のお土産だったそうですが、
あまりに美味しく、かりんとうだけを販売してみたら、
大人気になったそうです。(オヤジさん談)
特にできたてはヤバい美味しさです。
最終日まで浅草にいる予定だったのですが、
千葉の友人が成田まで送ってくれるとのことで、
最終日前日の夜中に浅草まで迎えに来てくれた。
浅草の母は田舎の福島から贈られてきた
りんごを持たせてくれた。
なぜかお母ちゃんというのは息子、娘に
「果物」を持たせたがるものだ。
我々を見送ってくれた母は
迎えに来てくれた友人に
「わざわざ千葉からお疲れ様でした」
「運転気をつけて!」
と言い、
「ペコっ!!」と深いお辞儀をした。