というわけで昨日約1年ぶりに観劇に行ってきました。
あうるすぽっとにてボクラ団義さんの『鏡ニ映ラナイ女 記憶ニ残ラナイ男』観てきました。
ある女の元に、ある男が現れる。
男が女に語るのは、かつて起きたという三件の事件。
そして依頼する、その事件への捜査協力。
「何故私に?」困惑する女。女は、一部記憶を失くしてしまっていた。
しかしそれを、男は「無理もない」そう語る。不思議がる女を、男は鏡の前に立たせる。
そして女は目にする、自分の映らない鏡を。
男は続ける。「あなたは、この事件の被害者です。つまり、あなたはもう、この世にはいない」
― 鏡は真実を映し出す。
しかし鏡は時に、真実を逆さに映し出す。
だとすれば、......この傷も、鏡に映せば癒えるだろうか―
ストーリーテラー風に男と女が過去の記憶を遡りながら殺人事件の真相を探るため繰り広げられるサスペンス会話劇。
当然ながらここの劇団はしっかりとコメディー要素も入っており重くなり過ぎずに、またしっかりと泣かすところは泣かすという観ている側の感情をぐるぐる動かすところは流石というべきか。何よりも結末の大どんでん返しも魅力。
初演も観ているのですがあの時の衝撃が甦ったなぁ。丁寧にブラッシュアップされた脚本と演出、そして何より演者さんたちの熱量。BGM・音響もセットも照明も効果的で劇場の舞台はやっぱりいいですねぇ。素晴らしい内容でした。
9年前の初演は齋藤彩夏さんのご出演が縁で初めてボクラ団義さんを拝見した演目だったのですが、同じ演劇でもこんなに素晴らしい劇団があるんだなと衝撃を受けたものでした。その時と比べるとボクラ団義の皆さんは今や比べものにならないほど力量が凄まじい。ベテランとは対等しつつ若手は牽引していて。当然といえば当然なのですがホントいい劇団ですね。
今回はやっぱり大神さんと内田さんの芸人コンビと客演の青地洋さんがリアルで最高でした。



