☆『R-1』田津原理音が優勝 ダークホースが21代目王者に輝く
何か今年もそこそこ面白いっていうだけで終わっちゃった大会だな。
私もずっと思っていた「この大会ほど優勝してもメリットが少ない大会」というのが去年のM-1のウエストランドのネタで「R-1は夢がない」というのが出てきて非常に共感できたので、つまりはまぁそういうことなんだよね。何か自己満足で終わっちゃってる感じが強くてね。自己満足もいいんだけどやっぱり多数と共感できる何かがないと面白くない。
調べてみたら普段からピンで活動していて全く無名に近い芸人がこの大会で優勝してブレイクして今でも一線で活躍してるのってハリウッドザコシショウくらいなんだよね。それ考えたら夢がないと言われても仕方がない。というかこの大会はだいぶ格下の大会に見られているような気がする。まぁそれでも優勝できればそれはそれですごいことなのだが。THE WとこのR-1だけは笑いのジャンルがごっちゃ過ぎて賞レース向きではないと思う。せめて賞レースで争うのであれば漫談なら漫談、フリップ芸ならフリップ芸などとジャンルごとにブロックを分けてその中で勝ち上がった芸人を決勝で争わせれば評価しやすいと思うのだが。まぁどのみちピン芸という括りでは評価は難しいことに変わりはないがね。