秋の観劇ウィーク・前編 | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

今週は観劇ウィークでした。

まずは火曜日にシアター風姿花伝にて黄金のコメディフェスティバル2022 を。

3チームに分かれた劇団6団体によるコメディの祭典。1チームにつき1本45分制×2本観られるお得な舞台。全部観た方には投票権があり一番面白かった団体に投票することができ、その得票数で一番を決めるイベント形式の興行です。

 

で、この日私はチョキチームを観て来ました。

 

1本目 はラパン雑貨ゝ(ざっかてん) の コマドリのコマドリ 

スランプに陥った漫画家のお話。その漫画家の構想(というか妄想)がそのまま芝居となって演じられるためわりと自由度が高い。そのため限りある演者さんの何役にも渡るハチャメチャ感が本当の漫画のようでいい味出ていたなぁ。 

45分ということもあってつかみから終わりまで非常にテンポが良くて最後もしっかり纏まってて好感。初めて見る団体さんでありましたが客演に何度か見かけた方もいらっしゃったのでいい雰囲気のカンパニーでした。

そして2本目は演人の夜 の「もしも生殺与奪の権を私が握ったら」

はちょっと風刺の効いたブラックコメディ。一人の女性がある男を助けたがために○○してもいいというかなりダークな内容。まぁしかしそこはコメディ。直接的なセリフを自主規制してちょっと笑いに変えたりと重くならないような仕掛けもあり、結構尖った笑いなのに今回客演で出演している夢麻呂さんがそのキーパーソンのある男を演じているのですが・・・あり得ないキャラだしそれをキャスティングした方もさすがだし、やっぱり夢麻呂さんがそれはもう良い感じで掻き回して反則的な動きだけでももう最高!!w あの歳であの役出来るのもうコメディアンの鏡だね。

最後はまた別のキーパーソン(?)が出てきて感動を誘うというなんちゅう芝居かねww テンポも熱量も申し分なく楽しめました。ちなみのこの演人の夜という団体さんも初見でしたが普段はもうちょっと真面目らしい。なんか疑いたくなるようですがかなり時事ネタも多かったので強ち嘘ではなさそう。

 

というわけでそれぞれ45分ずつとコンパクトに纏まっていましたがもうちょっと見てみたいという物足りなさはあったものの十分楽しめたお芝居でした。