平成もあと2ヶ月。ヤフーブログも終了という事でなんだかバタバタな春になりそうな感じ(^_^;
☆セブン-イレブンが24時間営業見直しへ実験開始 直営10店、16時間に・・・・・・ヤフーニュース(毎日新聞)からですが以下抜粋
セブン―イレブン・ジャパンは3月中旬から営業を16時間に短縮した店舗運営の実証実験を始める。宮城、栃木、東京、千葉、愛知、兵庫、福岡、熊本の1都7県にある直営店10店舗が対象となる。人手不足が社会問題になる中、今回の実験がコンビニの24時間営業見直しにつながるか、注目を集めそうだ。 セブンでは駅構内やオフィスビルなどに入居する店舗を除き24時間営業を原則にしている。今回の実験店舗では営業時間を午前7時から午後11時までにする方針で、実験は少なくとも数カ月間行う予定。売り上げの動向など結果次第では、9割以上を占めるフランチャイズチェーン加盟店での導入を検討する可能性もある。 時短営業をめぐっては、人手不足に陥った東大阪市の「セブン―イレブン東大阪南上小阪店」が2月から19時間営業に切り替え、セブン本部と対立。27日には加盟店オーナーが団体交渉の申し入れを行い、セブンは個別対応する方針を示していた。 同店の動きも今回の実験を行う契機の一つになったといい、親会社のセブン&アイ・ホールディングス広報は「24時間営業を前提とする方針は変わらないが、実験でお客様の反応や物流、売り上げなどへの影響をみる」と説明している。 セブンは人手不足に苦しむ加盟店に対し、本部社員がオーナーの業務を代行する制度や、アルバイトを確保できない時に派遣会社から人員を派遣させるサービスを既に設けている。こうした対応も改めて周知する方針だ。最近話題になった人手不足による営業時間の選択可否問題から派生した案件ですが、影響は限定的だと思うのでやってもあまり意味は無いと思う。つまり社会・世論の批判回避のアクションの一環であり24時間営業を止めるつもりはさらさら無いと思う。
直営本部のフランチャイズ経営、所謂“のれん分け”って一番儲かるんですよ。本部は何もしなくても毎月加盟店からロイヤリティを払ってもらうんですから。言葉は悪いが「賭博場の親の総取り」ってやつですね。絶対損はしないようになっているんです。だから本部は加盟店が人がいなかろうが赤字だろうがそのままやってもらいたいのが本音なんですよね。
ここで問題なのは人手不足もそうですがなぜ現場の声に耳を貸さないのかってことなんです。たしかに加盟店ってのはコンビニ経営で独立したいとかセブンイレブンのネームバリューを借りたいっていう弱みや引け目もあるだろうから本部にはあまり楯突きたくないというのもあるでしょう。ですが現状にそぐわない問題が発生した場合本部以外のどこに相談すれば解決してくれるのっていうことなんですよね。
それを契約書などを盾にして嫌なら加盟店辞めてもらってもいいよっていう態度がどうも納得いかんのですよ。ただでさえフランチャイズによるコンビ二経営は難しいんです。そもそも直営本部の人間も当てにはしていません。すぐ潰れなければラッキーくらいにしか思っていません。で、契約更新の時期が来て更新しなければ潰れる店もあるし売り上げの良い店は直営が引き継ぐ場合もある。まぁとにかく直営本部がプラスになることしか考えていないんですよ。
加盟店としては営業時間にしろ弁当の廃棄ロスの件にしろもっと自由に営業させてほしいってのが本音なんですよ。こと営業時間に関してはこれからますます苦しくなる人手不足の問題だけでなく働き方改革の根本の問題やインフラ問題など社会問題の核となっていることが集中していますので、セブンならびにコンビニ各社はただ儲けることだけではなく、人間が人間らしくちゃんと生きて行ける社会を第一に考えて出店するべきです。将来を考えるのであればそれが一番の善策だと思うのですが・・・さて。