というわけで、だんだんと暖かくなってきたのでやってみましょうか。
まず1枚目は 三橋美智也「アヤヤ・アパパ」
三橋美智也さんといえば以前紹介したディスコソングなんかも有名ですがこの曲はそれよりはるか前の昭和36年に出した変なタイトルの1枚。
まず1枚目は 三橋美智也「アヤヤ・アパパ」

三橋美智也さんといえば以前紹介したディスコソングなんかも有名ですがこの曲はそれよりはるか前の昭和36年に出した変なタイトルの1枚。
ココで聴けます↓
5拍子の曲といえばデイブ・ブルーベックの「テイク・ファイブ」やラロ・シフリンの「スパイ大作戦のテーマ」などジャズアレンジな曲だとわりとリズムが取りやすいのですが、この曲は何というか・・・ラテン系のアレンジでなおかつミッチーの美声が際立つ民謡風なカオスかつ無国籍感が独特の風合いに。

まぁとにかくこの頃は毎年ダンスのニューモード、つまり新しいリズムを発掘して流行らせようっていう時代だったので、ロック、マンボ、ルンバ、チャチャチャ、ツイスト、メレンゲ、タムレ、スクスク、ドドンパetc・・・とまぁいろいろ出てきたわけですよ。多分その流れなんでしょうけど、歌詞カードの譜面をよく見ると・・・
え、アヤンボって何?!(´・ω・`)

まぁとにかくこの頃は毎年ダンスのニューモード、つまり新しいリズムを発掘して流行らせようっていう時代だったので、ロック、マンボ、ルンバ、チャチャチャ、ツイスト、メレンゲ、タムレ、スクスク、ドドンパetc・・・とまぁいろいろ出てきたわけですよ。多分その流れなんでしょうけど、歌詞カードの譜面をよく見ると・・・

え、アヤンボって何?!(´・ω・`)
おそらくマンボを派生させたこの曲オリジナルのダンスのリズムなんでしょうけど・・・さすがに流行らなかったねぇ(^_^; ちなみにB面の「美智也ばやし」もこのリズムなんですが・・・わりとオーソドックスな民謡に聴こえるので不思議w
続いて 中新井節子「せがれの時代でございます(或る閉店)」


中新井節子さんは武蔵野音大出身でシャンソンやオペラを専攻されていた方だそうで、もちろん歌唱力は高くこの曲でもすごく心を込めて丁寧に歌われているのです。
が、レーベル(エレックレコード)でピンと来た方もいるかと思われますが、この曲フォーク調なんです。しかも歌詞の内容が、都会に出てきて屋台で生計を立ててきた親父さん(もしくは母親)が年のせいかお店を続けることが出来なくなり、仕方なく店をたたんで故郷の釧路に帰ってせがれのお店でお世話になるので宜しくお願いします、というちょっと寂しい物語。

フォークの曲調になんとなくシャンソンのようなパーソナルなストーリーが斬新で結構いい曲なんですが、歌詞のセンスが
「とれとれの ぴちぴちの 毛蟹ともども お待ち申しておりまする」
などとちょっと独特なところがあるんでアレ?っと思っちゃうんですよ(^_^;

フォークの曲調になんとなくシャンソンのようなパーソナルなストーリーが斬新で結構いい曲なんですが、歌詞のセンスが
「とれとれの ぴちぴちの 毛蟹ともども お待ち申しておりまする」
などとちょっと独特なところがあるんでアレ?っと思っちゃうんですよ(^_^;
エレックレコード、しかも1975年発売という事はもうエレックレコードの末期という事でどうにもならなかったんでしょうねぇ。バックアップがもうちょっとしっかりしていたら結果は違っていたかも、ですね。
ちなみに中新井節子さんはこのシングルとアルバム1枚を残して商業歌手としては引退しているようで。というかこのレコード契約だけのために駆り出されたような感じがしますね。その後はシャンソン歌手などの後進を育てるようなこともしていたみたいです。
そして最後は ささきたかし「人生一路」


まぁ、この曲自主製作系としては曲も歌唱もイイ線行ってるいたって普通の歌謡曲なんですが、
ジャケ写のささきさんの頭・・・というか生え際にどーしても目が行っちゃうんですよw
で、この曲のあとに出したと思われる「男のいきがい」って曲のジャケ写が

・・・メッチャ盛ってる。増えてるやんwwww
「人生一路」が売れてバブリーな感じなったのでしょうかね。
・・・えーと、この曲はただそれだけでオチに使わせていただきました(^_^;
そんなわけでまた発掘してきます!(=゚ω゚)ゞ