さてすっかり秋らしくなってきましたのでやってみますか、珍盤3枚。
まず1枚目は あきいずみ「ヒッチハイク」

ジャケットはいたって普通で清楚な感じすらしますが、聴いてみたらなんのなん、やさぐれ感のあるパンチの効いたロック歌謡です。強いていえば山本リンダ風かな。
まず1枚目は あきいずみ「ヒッチハイク」

ジャケットはいたって普通で清楚な感じすらしますが、聴いてみたらなんのなん、やさぐれ感のあるパンチの効いたロック歌謡です。強いていえば山本リンダ風かな。
歌詞が
「乗せてってよ 私をそこらまで
都合のいいところでおろしていいから乗せてって
あらくれ男の匂いをかいで 小さくふるえているのもいいわ」
「乗せてってよ 私をそこらまで
都合のいいところでおろしていいから乗せてって
あらくれ男の匂いをかいで 小さくふるえているのもいいわ」
とまぁ、かなりやけっぱちにヒッチハイクを強行しており今だったら確実に事案になりそうなちょっと危ない内容w 時代を感じさせる内容ですが、作詞が阿久悠、作曲が井上忠夫(大輔)という豪華なメンツ。B面の「魔法使いの娘」もアイドル路線ではありますが適度にパンチが効いておりますw
NAVレコードというキャニオン系の当時設立したばかりのレーベルで木之内みどりや三木聖子、石川ひとみ、能勢慶子、岸本加代子そして田原俊彦まで輩出し80年代初頭まであったかなり攻めていたレーベルです。
でこのあきいずみという方は元々別名でデビューして、この曲で再デビュー。しかしこの曲を含めたたった2枚でレーベル移籍して移籍先でも2枚、その後再び改名して再々デビューして2枚出した後に消えてしまったようです(´;ω;`)
続いて 宮崎一男とI・O・K「昭和の朝」


ハイ、キましたね。香ばしいのがw アイドルレコードというキング系の自主製作盤らしいですが、全く持って詳細不明。しかしスゴイ構図のジャケットだわな( ̄▽ ̄;)
曲調は軍歌風の勇ましい感じで1番を歌い終わるとなぜかこのジャケットに映っていると思われる子ども(浅見れいこさん)のセリフがはじまりその後に童謡になだれ込んだと思ったらまた2番が始まるというなんともカオスな展開w
このグループや曲に関するデータは全く出てこないのですが、どうやら手売りで売っていたサイン入りのものがかなり出回っているらしくサインなしのはわりと珍しいほうみたい。またジャケットが2種類出ておりB面の「ある日ある時」をA面に持ってきたバージョンも存在しているようで。で、こちらの「ある日ある時」の曲調は典型的なコミックソング風のビート歌謡でまたもやセリフ入りw 確かにこっちのほうがしっくり来るとは思うが・・・まぁ売れなかったのは変わらずww
そして最後は「国鉄体操」「国鉄安全体操」


ジャケなし解説書なしで詳細は不明なのですが、調べてみたら国鉄体操とは何と戦前・戦中から実施されていたものらしく、戦後中止されたものの間もなく再開され50年以上前に業務上の傷害事故防止対策として活用が明文化されたものらしい。国鉄が民営化されるまで使用され、現在でも一部の関連会社にて使用されていたとこがあるとかで。
まぁ国鉄がラジオ体操の代わりに用いたものらしいのですが、内容もピアノ伴奏に指導の掛け声が入るもので全くラジオ体操と同じ意味合いのものだと思われます。同じ体操でも(室内)と(一般)とで曲が全く違うので体操の内容もまた違うのでしょうか。
さらに「国鉄安全体操」というのもありこちらのほうが後発と思われますが、こちらもまた(室内)と(一般)の2種あり。これ全部覚えて出来る元国鉄職員の方がいらっしゃるのでしょうかね?
さらに「国鉄安全体操」というのもありこちらのほうが後発と思われますが、こちらもまた(室内)と(一般)の2種あり。これ全部覚えて出来る元国鉄職員の方がいらっしゃるのでしょうかね?
調べたらそれらしい文献などは見つかりますが、体操に関する詳しい解説まではわからず。一部YouTubeでそれっぽいのが見られますが、実際に出来るかはちょっと良くわかりません(^_^;
そんなわけでまた発掘してきます!(=゚ω゚)ゞ