今年最初の珍盤3枚は久し振りに飛び道具・ソノシート(シートレコード)編を。
まずは東芝GTラジオIC70の販促用レコード「銀色の恋」
まずは東芝GTラジオIC70の販促用レコード「銀色の恋」

1969年から発売された東芝のIC70というトランジスタラジオの販促用のソノシートとしか詳細が一切分からないものなのですが、「未来から来たラジオ」というキャッチコピーとコンコルドらしき飛行機が近未来感を醸し出しており、いかにもな感じなのですが・・・50年近く経った今未来感はほぼ皆無といったところでしょうかw

で、このソノシートには「銀色の恋」という曲が収録されており、歌唱はどなたか不明なのですがなんと作詞・林春生、作曲・筒美京平という「サザエさん」でもおなじみのコンビ。というか年代やらメーカーやらがほぼ一緒なので、コレもしかしたら東芝の営業あたりがまとめて頼み込んだのでしょうかね。
曲はなんというか・・・男女のデュエットとでイントロ/アウトロは近未来感を演出する電子音やら飛行機のSEやらが入っており、パヤパパパヤパパスキャットなどいかにも当時らしいサウンド&テイスト。当時のCMソングだったのでしょうかね?とにかく謎の多い1枚です(^_^;
お次は「ピッチバック1 CMソング(ピッチバックワンの歌)」

これまた詳細不明なのですが、ジャケ写真を見る限りではおそらく当時のピッチャー向けの野球練習用具のCMソングと思わしきものですが・・・

これまた詳細不明なのですが、ジャケ写真を見る限りではおそらく当時のピッチャー向けの野球練習用具のCMソングと思わしきものですが・・・
CMキャラクターにあの往年の名投手・村山実氏を起用しているあたりはかなりメジャーな商品だったのではないかと思われますが、でも商品の情報少なすぎ(^_^;

肝心の歌のほうですが、歌はハニー・ナイツ、作詞・作曲は山本直純氏という布陣で、いかにもCMソングらしい軽快な感じ。ただなぜこんなレコードが存在しているかが全くもって謎なのですw

肝心の歌のほうですが、歌はハニー・ナイツ、作詞・作曲は山本直純氏という布陣で、いかにもCMソングらしい軽快な感じ。ただなぜこんなレコードが存在しているかが全くもって謎なのですw
そして最後は岸信子「拝啓故郷のお母さん(ハワイ娘の東京便り)」


ロンドンやハリウッドなど昭和を代表するキャバレーチェーン店の代表格・ハワイ。コレ、どうやらそのハワイがホステスさん(ハワイ娘)を募集するためのキャンペーンレコードのようなのです。
まぁ当時はこういった水商売はわけアリの女性がするものでしたから単純に敷居を低くするためにこういった手を打ったのでしょうけれども、それにしてもなんだかなぁというシロモノw

この曲の前にハワイ娘によるナレーションが収録されているのですが、「ナウなフィーリング」とか「バッチリ稼いででみませんか?」などと時代を感じさせる胡散臭いセリフに怪しさ満載の勧誘の言葉が並べられており、コレで働いちゃった人もいるんだろうかなぁ。その後に「拝啓故郷のお母さん」が始まるのですが・・・コレがまた哀愁漂う垢抜けない演歌調の曲でね(^_^; 見てのとおり歌詞もすごいのですが個人的には間奏のワウペダルのギターがこの上なくたまりませんw

この曲の前にハワイ娘によるナレーションが収録されているのですが、「ナウなフィーリング」とか「バッチリ稼いででみませんか?」などと時代を感じさせる胡散臭いセリフに怪しさ満載の勧誘の言葉が並べられており、コレで働いちゃった人もいるんだろうかなぁ。その後に「拝啓故郷のお母さん」が始まるのですが・・・コレがまた哀愁漂う垢抜けない演歌調の曲でね(^_^; 見てのとおり歌詞もすごいのですが個人的には間奏のワウペダルのギターがこの上なくたまりませんw
要はコレ、水商売で働かせるための免罪符的なソノシートだったんでしょうかね。
というわけで次回も近いうちにUPしたいと思います!(=゚ω゚)ゞ