先日発売されたMASTERPLANのニューアルバム「PUMPKINGS」をゲット。
PUMPKINGS / MASTERPLAN 01. The Chance 02. Someone's Crying 03. Mankind 04. Step Out Of Hell 05. Mr. Ego 06. Still We Go 07. Escalation 666 08. The Time Of The Oath 09. Music 10. The Dark Ride 11. Take Me Home 12. I Don't Wanna Cry No More (Bonus Track)
元HELLOWEENのローランド・グラポウ(g)率いるメロディック・メタル・バンドの通算6作目。グラポウがHELLOWEEN時代に作った楽曲をリアレンジした“カバーアルバム”。
知らなかったのですが、グラポウは2001年当時HELLOWEENを脱退ではなくクビになったのですね。まぁ確かにあの頃のヴァイキーは完全にアンディ・デリスとバンドの実権を握っていましたからね。方向性も完全におかしくなってきていたし個人的にもあの頃からHELLOWEENを聴くのを辞めましたし。
まぁソレはさておき、MASTERPLANも1st、2ndまでは良かったものの1作ごとに質のばらつきが出てきたり結構メンバーが流動的だったりとあんまり良いイメージがないんですよね。というのも原因はグラポウ自身がマルチプレーヤーだったり自分でプロデュースしたりスタジオを作ったりと結構完璧主義者だからなのかも知れません。だとすればヴァイキーと仲違いしちゃったというのも頷ける。HELLOWEENのリユニオンツアーにも参加しないところを見るとこのアルバムでなんとか頑張ってますアピールという事なんでしょうかね
その性格が出ているというか今作の楽曲もオリジナルの良さを忠実に残しつつアレンジを加えているという感じ。当然ながら楽曲が良いのでさすがの安定感はあります。
しかしこのリック・アルツィというボーカルの声、初めて耳にしましたがかなりガッツのあるタイプ。
系統としてはグラハム・ボネットに近いザラツキ感。
系統としてはグラハム・ボネットに近いザラツキ感。
しかし彼のザラツキ感は鬼目ヤスリで削ったようなザラザラ感w
だがしかしヘタではないのよ。むしろ上手く歌えてる。キスクのヴォーカルで慣れた曲もちょっとクセのある感じでなかなか新鮮。コレはこれでアリかな。ただこの声質は好き嫌い分かれるかもネ(^_^;
ちなみにボートラのみグラポウのボーカルのようです。