十三回忌 | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

今年はダイムバッグ・ダレルが亡くなって今日12月8日で早12年。日本でいうところの十三回忌になりますねぇ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

というわけで今回はこのギターをUPします。
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ダレルの愛機・DEAN MLモデル・・・といいたいのですが、こちらは珍しいEDWARDSのEP-90というモデル。DEANは70年代後半に出来たブランド(メーカー)で変形ギター隆盛の時代アメリカで頭角を現しました。しかし80年代は同業のJACKSONやB.C. RICHなどに押されてしまい80年代終りには経営不振で解散してしまいました。

しかし90年代に入りダイムが使用するやいなや、DEANの知名度が急上昇。元々ダレルがこのモデルを使用していたのはバンドデビューする以前に地元を中心にコンテスト荒らしをやっていてその時の優勝商品がこのMLモデルだったそうです。なのでダイムはこのシェイプがいたく気に入っており以来生涯このモデルをメインに使用してきました。当然メーカーがなかったので当初はWASHBURNに委託しシグネイチャーモデルを製作。しかし2000年代以降にDEANが復活しエンドース契約するようになったのです。DEANは元々ハイクオリティーなギターブランドだったため、いまやマイケル・シェンカーやデイヴ・ムステイン、マイケル・アモットなど世界中多くの有名ギタリストが愛用しています。

ちなみにこのMLモデルは見ての通りフライングVとエクスプローラーを足して割ったような形なのですが、他にもレスポールとエクスプローラーを掛け合わせたようなモデルなどかなり斬新なモデルも発表しています。

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さて今回このMLもどきであるEP-90なのですが、やはりダイムの人気にあやかって発売されたようですが、型番からして何の脈絡も無い。つまりDEANとは一切関係ないことが考えられます。まぁ当時はWASHBURNからも発売されていませんでしたからね。ちなみにDEANのMLはセットネックなのですがこちらはボルトオン。しかしながらさすがEDWARDSといわんばかりの良くできたジョイント。

私が今回手に入れたのはもちろんジャンク状態。ピックアップもなく裏のスプリング部まで貫通してしまっているほどの大きな穴が開けられ、しかも塗装がなぜかボディとヘッドのトップ側だけヤスリで削られていた状態でした(^_^;

ですが、良く見ると演奏上の致命的な部分もなくピックアップと塗装だけ何とかすればサルベージできると思い手に入れて改装しましたが・・・・・・約1年かかりましたw なにせ片手間でしたからね。

一番悩んだのは塗装を全部剥がすかどうかだったのですが、この当時のESP系の塗装はすごい頑丈で傷はつくけどなかなか剥がれない、というか目地が出ない作りでとてもじゃないですが剥がすだけでも気力と体力が消耗させられてしまうのです(^_^; つまり前オーナーも塗装を剥がそうとしてあまりの固さに途中で諦めちゃったんでしょうねw

なのでヤスリで傷がつけられている部分だけ色とトップを吹く直すだけの工程にしました。まぁそれでもネックだけで3ヶ月ですからね。なにせ塗装の継ぎ目の修正がなかなか難しかったのですよ。そうこうしているうちに塗装に不向きな梅雨に入ってしまい今年前半はそれで終了。

その後例のピックアップをゲットして気がつけば10月。ようやくボディのほうに着手でき、先月ついに完成に至ったのですが・・・いやぁ~長かったねw

そうそう、ピックアップはリアに例のL-500とフロントはおなじみSEYMOUR DUNCANのSH-1n。。この組み合わせは調べたらかなりダレルの音に限りなく近い音が出せるのでそうしたのですが、ダレルもフロントはSH‐1nというのには少々驚きました。おそらくL-500は昔から使っていたのでしょうね。しかしこのチョイスはダレルくらいなもんだろうなぁ。

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ヘッドも特徴的でコレ良く当時コピーできたなぁ。まぁ技術力は80年代と比べ物にならないですけどね。しかしEDWARDSの執念を感じますw ちなみにこのロゴは運良く剥がされておらず、そのまま使用できました。継ぎ目も分からないくらい上手く塗装できましたw


で早速試奏しましたが、確かに近い音は出ました。ただ、機材のセッティングとかもうちょっと揃えればそこそこの音は出せるかも。それ以上にこのギター、思ったより弾きやすいw フライングVだと座った時に右腿にはさまないと非常に不安定なのですが、このモデルは同じく右腿に挟みながら左腿にも乗るのですごく安定感あり。
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個人的にはトレモロブリッジが泣く子も黙るタケウチ・ローズ(TRS-101)っていうのが非常に時代を感じさせてポイントが高い。学生時代思い出して泣けてくるねぇww 

ちなみに学生当時、ギター製作に支給されるパーツがロック式トレモロアームの場合このタケウチ・ローズだったのです。なにせ本家フロイド・ローズはお高いですから(^_^;