出戻り台風が近づき過ごしやすい日が続いていますが、気がつけばもうじき夏も終わり。今年は何だかよくわからない夏でしたなぁ。なんて気を抜いたらすぐに暑さぶり返しそうw
☆<NHK>「障害者を感動話に」方程式批判・・・・・・ヤフーニュース(毎日新聞)からですが以下抜粋
NHKのEテレの情報バラエティー番組「バリバラ」で28日夜、「検証!『障害者×感動』の方程式」と題した生放送があった。「清く正しい障害者」が頑張る姿を感動の対象にすることを「感動ポルノ」と表現し、「感動は差別だ」との障害者の声を伝えた。同時間帯は日本テレビ系で障害者の姿を伝えるチャリティー番組「24時間テレビ」が放送中だった。 番組では、自身も障害者で「感動ポルノ」の言葉で問題提起した豪州のジャーナリスト兼コメディアン、故ステラ・ヤングさんの「障害は体や病気よりも、私たちを特別視してモノ扱いする社会の方」との発言を紹介した。 出演者は「笑いは地球を救う」と書かれたそろいのTシャツ姿。難病の大橋グレース愛喜恵さんを主人公にした模擬ドキュメンタリーも流した。生活の大変さや障害者になった衝撃、明るく前向きな姿を強調。本人の実感や意思を無視して「感動ポルノ」に仕立てられるさまを示した。 「障害者の感動的な番組をどう思うか?」と健常者と障害者100人ずつに聞いた調査では、「好き」は健常者は45人に対し、障害者は10人。健常者の好きの理由は「勇気がもらえる」「自分の幸せが改めて分かる」など、障害者は「取り上げてもらえるなら、感動話でも仕方ない」だった。英BBCが障害者を英雄や被害者として描くことが侮辱につながるとしたガイドラインを20年前に策定したことも紹介した。 出演した脳性まひの玉木幸則さんは番組内で「(障害者と健常者が)同じ人間として怒ったり笑ったり、思いを重ねることがホンマの感動。一方的な感動の押しつけは差別だ」と話した。障がい者関連の話題はまだまだ敷居が高いように思えます。近年特別視されることが苦痛だという障がい者の方も増えているそうで、そう考えると特別視しなくて良いのかというとそうでもなくて、健常者はもっと障がい者に対しての理解を持ってとか・・・色々と面倒な話になってくると思うのですよ。
でも結局健常者・障がい者関係なく単純にお互い人間同士で思いやりを持って接することが一番大切なんですけどね。みんな何かと最近難しい方向へ持って行こうとしすぎ。それ最近のテレビのバラエティ番組と一緒だよね。批判が怖くて何にも出来ないから当たり障りのないやりかたで全然面白くない。普通と違うことをしたりするから面白いわけでしょ? 観る側の人間もある程度寛容でなければエンタテインメントなんて無理なんですよ。
こういう問題も一緒。同じ人間なんだからお互いある程度の寛容さがなければいつまで経っても解決なんか無理ですよ。まぁこの番組の裏でやっていた例の番組が最たる例ですけどね。良く成り立ってるよな。
今日のBGM:座頭市 (勝新太郎)