HR/HM系の新作アルバムが目白押しですが、今回はこの2作をチョイス。
まずはFIVE FINGER DEATH PUNCHの「GOT YOUR SIX」


1. Got Your Six 2. Jekyll And Hyde 3. Wash It All Away 4. Ain't My Last Dance 5. My Nemesis 6. No Sudden Movement 7. Question Everything 8. Hell To Pay 9. Digging My Own Grave 10. Meet My Maker 11. Boots And Blood 12. You're Not My Kind 13. This Is My War 14. I Apologize 15. Jekyll And Hyde(Demo)※Hidden TrackFIVE FINGER DEATH PUNCHはアメリカ・LA出身のヘヴィ・メタルバンド。ハードコア的な要素を持ちつつも哀愁のサビメロやリズム的にはデジタル・ロック、ヒップホップ、ミクスチャー的なサウンド要素も持ついかにもアメリカ的なバンド。ギターのゾルタン・バソリーが空手を嗜むこともあるためこのようなバンド名になったという。ちなみにこのゾルタンはハンガリー出身という事もあってかこのバンドの肝であるメロディーがヨーロッパの要素を多分に含んでいるので、どことなくアメリカらしくないところはやはり「METALLICAにラーズがいたから」的な所を感じさせる。当然ながらアメリカではメタルバンドながら絶大な人気を誇っておりアルバムが売れないという時代に5枚全てゴールドディスクを獲得しているという。しかしながらメタルの盛んなここ日本において知名度はイマイチ。
私が最初に知ったのはこの前々作「THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HEL,Volume 1」という長々しいタイトルのアルバムからですが、このアルバムはJUDAS PRIESTのロブ・ハルフォードをはじめゲスト参加の多いアルバムで、色々な相乗効果をもたらしたバラエティ豊かなアルバムだったのですぐ気に入っちゃったんですよ。で、前作Volume2も聴いたんですが、そっちは実はさほど良くなかったかなw
でもセンスの良さは聴いていてもすぐ判るし、シングルカットを意識した3~4分くらいの短めの曲が多くうるさい曲が多いながら心地良いグルーヴがジワジワ来るのでアメリカのバンドとしてはなかなか良いバンドです。
でもセンスの良さは聴いていてもすぐ判るし、シングルカットを意識した3~4分くらいの短めの曲が多くうるさい曲が多いながら心地良いグルーヴがジワジワ来るのでアメリカのバンドとしてはなかなか良いバンドです。
そして今作6枚目「GOT YOUR SIX」はもう期待を裏切らない出来で満足満足。バンド結成10年である意味このバンドは自我を確立してますね。ただ子供だまし的な要素やマンネリ的な要素も孕んでいます。まぁソコは好みによりますが、日本でもそこそこ人気になってもらいたいですねぇ。
続いては全世界のメタルヘッズ待望のIRON MAIDENの16枚目の新作「THE BOOK OF SOULS」


DISC 1 1. If Eternity Should Fail 2. Speed Of Light 3. The Great Unknown 4. The Red And The Black 5. When The River Runs Deep 6. The Book Of Souls DISC 2 1. Death Or Glory 2. Shadows Of The Valley 3. Tears Of A Clown 4. The Man Of Sorrows 5. Empire Of The Clouds前作「THE FINAL FRONTIER」から約5年、待望の新作はなんとトータル92分にも及ぶ2枚組。10分を超える曲が3曲もあり、そのうちの1曲・アルバムラストを飾る“Empire Of The Clouds”はなんとバンド史上最長の18分という大作です。
しかし、ダウンロード全盛の時代にこんな思い切ったアルバムを作れるのはIRON MAIDENぐらいなもんじゃないんですか? とにかく前作までの「ダーク」だとか「プログレ的」だとか悶々とした部分が全部払拭されているのですよ。一聴すればMAIDENであることは間違いないのですが、今回は全てにおいてMAIDENらしさが貫かれており、楽曲の質が桁違いに良い。前作も76分と長尺だったがそれ以上に長いのに長く感じないアルバムも久々。元来アルバムというのはライブツアーのために出すのではなく楽曲や作品を必要としているから出すのであって今回は必然性が勝ったという事でしょうね。まだまだ聞き込みが足りないので何回か聴くとは思いますが聴き応えはあるな。じっくり聴かねば。
なお、このアルバムを収録後にヴォーカルのブルース・ディッキンソンが舌がんを患っていることが発覚し、その手術・回復リハビリのためバンドは全ての活動を昨年末から休止。そして今年5月頃から医者から体中のガンが消えたことを伝えられ徐々に回復中で今年11月頃から来年のワールドツアーに向け本格的に活動を再開予定だそうです。震災で公演中止になったことも記憶に新しいですがまた来日してライブでブルースの雄姿を無事に見られることを祈りつつ待つことにしましょう。