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新・づらづら日記

音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

久し振りにCDでも。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
本日発売、大滝詠一のオールタイムベストアルバム「Best Always」
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DISC 1
1.ナイアガラ・ムーン / 大滝詠一
2.12月の雨の日 / はっぴいえんど
3.恋の汽車ポッポ / 大滝詠一
4.空飛ぶくじら / 大滝詠一
5.指切り / 大滝詠一
6.Cider '73 '74 '75 / 大滝詠一
7.楽しい夜更し / 大滝詠一
8.夜明け前の浜辺 / 大滝詠一
9.幸せにさよなら /ナイアガラトライアングル 山下達郎 伊藤銀次 大滝詠一
10.ニコニコ笑って / 大滝詠一
11.Cider '77 / 大滝詠一
12.The Very Thought Of You / シリアポール
13.青空のように / 大滝詠一
14.真夏の昼の夢 / 大滝詠一
15.ブルー・ヴァレンタイン・デイ / 大滝詠一
16.外はいい天気だよ '78 / 大滝詠一
17.烏賊酢是!此乃鯉 / 大滝詠一
18.夢で逢えたら / 大滝詠一

DISC 2
1.君は天然色 / 大滝詠一
2.恋するカレン / 大滝詠一
3.A面で恋をして /ナイアガラトライアングル 佐野元春 杉真理 大滝詠一
4.さらばシベリア鉄道 / 大滝詠一
5.オリーブの午后 / 大滝詠一
6.♡じかけのオレンジ / 大滝詠一
7.ROCK 'N' ROLL 退屈男 / 大滝詠一 with Jack Tones
8.CM Special Vol.2 / 大滝詠一
9.Cider '83 / 大滝詠一
10ペパーミント・ブルー / 大滝詠一
11.バチェラー・ガール / 大滝詠一
12.フィヨルドの少女 / 大滝詠一
13.夏のリビエラ / 大滝詠一
14.幸せな結末 / 大滝詠一
15.Happy Endで始めよう / 大滝詠一
16.恋するふたり / 大滝詠一
17.恋のひとこと ~Something Stupid~ /竹内まりや Duet with 大滝詠一

DISC 3 ボーナスディスク(カラオケ)
1.ナイアガラ・ムーン
2.幸せにさよなら
3.夢で逢えたら
4.ROCK 'N' ROLL 退屈男
5.CM Special Vol.2
6.Cider '83
7.夏のリビエラ
8.幸せな結末
9.Happy Endで始めよう
10.恋するふたり
昨年末急逝した大滝詠一氏の一周忌追悼盤ともいえる初のオールタイムベストアルバム。シングル曲を中心に全35曲で構成されておりますがソコはソレ、オリジナルではなく未発売バージョンや初CD化音源、そして完全未発表バージョンなど満載のナイアガラコレクターも満足の1枚となっています。

しかしこうやって時代順に収録されて聴くと氏の音楽遍歴というか変遷というかそういった成長的な部分も窺えるのですが、根本的な部分は何も変わっていないという一本筋の通った音楽家でもあったことがわかりますね。その根本的な部分というのはアメリカンポップスからの影響です。ここまで露骨に影響されていると逆に清々しいというか。まぁそこが氏の音楽的魅力というべきなのか。

実際の曲のタイトルにもなっている「趣味趣味音楽」という我が道を行く音楽で独自の道を切り開いていったのですがこのCDにおける1枚目に収録されている曲(70年代発表の音楽)の傾向は完全に自分の満足するものに合わせていったので実験的だったり斬新だったりと内容的には面白いものが多いものの売り上げは芳しくなかったそうで。(そのため当時のレコードなんかは未だに高価で取引されているのです)

反対にCD2枚目に収録されている曲の傾向は洗練されたアレンジや70年代のレコーディングで培った技術で商業的にも成功することとなりました。80年代は「A LONG VACATION」と「EACH TIME」というミリオンセラーアルバムを2枚出したのですがソロミュージシャンとしてはこれしか出しておらず、反面様々な歌手やミュージシャンに曲の提供やアレンジ、プロデュースなど行ってきたので裏方としてのイメージが強くなってしまいその後にソロとして出したのは1997年の「幸せな結末」「Happy Endで始めよう」と2003年の「恋する二人」の3曲のみ。でもこうして聴く音楽は時代の特徴・特色は出ているものの決して古臭さはなく全てに少なからず新鮮さが残っている温かみのある音楽です。

そしてCD3枚目はオリジナルカラオケ曲が10曲入っている初回限定盤にのみ付属されているディスクです。これはまぁコレクター向けのお約束ですわな。

ちなみにこのCDを聴いた後にマニア向けのプロモ盤「WELCOME TO THE NIAGARA WORLD」というメドレーCDを聴くと大滝詠一補完が出来るかと思います。ただしとても手の出せるシロモノではないのでご参考までに(^_^;
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