今回は最近買ったこんな本を
リットーミュージックから出ている「Fender Stratocaster Player's Book ストラトを持ったら読む本」 というムック本。
ストラトを愛する全ギタリスト必携! 1954年の誕生以来、世界中のギタリストに愛されてきたフェンダー・ストラトキャスター。その生誕60周年を迎えるアニバーサリー・イヤーを彩るスペシャル・ブックです。 好評を博した『ギター・マガジン』2014年2月号の大特集を中心に構成。"ストラト・マスターとその愛器をめぐる物語"では、2月号で紹介したジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、リッチー・ブラックモアに加えて、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、イングヴェイ・マルムスティーン、デヴィッド・ギルモアなどの名手が登場。 "名手が語るオレ流ストラトの鳴らし方"も国内ギタリストに追加取材しています。さらにスペシャル対談として鈴木茂と土屋昌巳による濃密なトークも収録。 さらに、60周年記念モデル試奏やストラト名盤100の紹介、現行ストラトキャスター・カタログを網羅。 おなじみ竹田豊によるストラトの実用的な調整方法を紹介する“ストラトキャスター・オーナーズ・マニュアル"では、シンクロナイズド・トレモロ編/ネック編/電気系統編に分けてわかりやすく解説しています。 本書は、すべてのストラト弾き、ギター・ファンにアピールする1冊となっています。 【CONTENTS】 ●The Portrait of Stratocaster Masters ●Story of Stratocaster Masters ストラト・マスターとその愛器をめぐる物語 ●16人の名手が語るオレ流ストラトの鳴らし方 ●ストラト名手スペシャル対談 鈴木茂×土屋昌巳 ●60周年記念モデル試奏レポート ●聴かずに死ねるか! ストラト名盤100 ●ストラトキャスター・オーナーズ・マニュアル ●現行ストラトキャスター・カタログとAmazonから内容を抜粋しましたが、実際に読んでみたら思っていたより濃い内容でした。
当然ストラト好きにはたまらない内容ですが、実際に良く知られている知識なども多くまたあまり知られていないトリビア的な内容もそこそこありまさに初心者からマニアまで満遍なく通じる幅広いものとなっています。
個人的には何というか深く狭く核心を突いた内容よりも「とりあえずストラト好きならコレくらいは知っておけよ」というよう浅く広くな感じ。それでいてストラトの魅力や奥の深さなどもそこそこ分かりつつ、また巻末にはオーナーズ・マニュアルというメンテの仕方まで細かく掲載されているのでストラトマニアへ向けてのバイブルというよりも攻略本的な内容に感じました。
実はもう1冊シンコーミュージックから出ているストラトキャスター・オーソリティという本もあってそっちとこの本どちらを買おうか迷ったのですがシンコーのほうがヴィンテージものやストラトの変遷などかなりマニアックな内容だったのでこちらのリットーのにしました。正解でしたw
しかしこの本を見たら絶対にストラトを弾いてみたくなるようになっているところにこの本の落としどころがあったように思えます。実際に弾いてしまいましたからw もっとマニア向けに作っても良かったとも思えるけども「ストラトを持ったら読む本」というコンセプトであればこのバランスがギリギリかな。
たかがストラト、されどストラト。ストラト愛が感じられる丁寧な作りです。
たかがストラト、されどストラト。ストラト愛が感じられる丁寧な作りです。