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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

世界的ギター「ヤイリギター」の矢入一男さん死去・・・・・・NAVERまとめからですが、ギタークラフトマンを目指す人間であれば誰でも知っているギター職人。まさに日本の楽器製造史における第一人者でありました。謹んでご冥福をお祈りいたします。


60~70年代の高度経済成長時に世界に誇れる作るために渡米してギター製作のノウハウを身に付けて帰国。その後は本物のアコースティック・ギターにこだわりヤイリギターを立ち上げ、一貫して少量生産だが最良質のギターにこだわり続けてきた。その証しとして長く使えば使うほど味が出る一生モノとして「永年保証」を全てのギターにつけて販売している。

70~80年代は日本製ということと大量生産の時代のためかあまり評価されることはなかったが、80年代後半から有名アーティストがその質と音色に惚れ込んで挙って使用することが多くなりその評価は90年代以降プロの間では揺るぎないものとなっていた。

ヤイリのギターは実際に弾いてみれば分かりますが海外のどのギターにもない日本人独特の本物に対するこだわりが感じられ、確かにこれならば「プロも唸る作り」となっています。まぁ私にはちょっと敷居が高いので持ってはいませんが欲しいギターブランドの一つでもあります。


ちなみにヤイリのギターはこのヤイリギター(K・Yairi/Alvarez yairiブランド)と矢入楽器製造が作っていた(S.Yairiブランド)のものがあるが2つは全く別の会社で全くの別物であることは有名である。これはヤイリギターの前身会社・矢入楽器製作所の創業者・儀市氏の息子が一男氏で、創業者の弟・貞夫氏が立ち上げた会社が矢入楽器製造であるため。儀市氏と貞夫氏は元々鈴木バイオリン製造という会社で製造に携わっていたのですが楽器製造の才能があったのは実は貞夫氏のほうなんですよね。

貞夫氏の作るギターはヤイリギターが出来る以前からクラシック・ギターなどの製造には定評があり70年代フォークブームの頃にアコースティック・ギター製造をメインにしてからは安くて良質なギターを提供してきたのであるが、ここが一男氏との根本的な考え方の違いでもあったためかこの二人は裾を分かつ事となる。その後80年代前半に矢入楽器製造は大量生産の波に飲まれ倒産してしまうのであるが、現在でもS.Yairiのブランドだけは細々と生き残っている。

さらにちなみにこの矢入家の人々はかなりの酒好きらしい。噂では貞夫氏は酒で会社ダメにしたといわれるほどである。まぁ酒に飲まれずとも考え方でこうも人生や歴史が変わってくるとちょっと自分も考えてしまうなぁ・・・