時代の流れ | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

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☆アニメのセル画、姿消す 「サザエさん」完全デジタル化・・・・・・ヤフーニュースからですが以下抜粋
 透明シートに色を塗る「セル画」が、テレビアニメから姿を消す。工程のデジタル化が進むアニメ業界で、最後までセル画を使っていた「サザエさん」(フジテレビ系)が、10月6日の放送からデジタル制作に完全移行する。

 アニメーターが紙に描いた絵を透明なセルに写し、手で彩色した上、背景画と重ねて撮影するのがテレビアニメ草創期以来の作り方だったが、1990年代後半からデジタル化が進み、彩色や背景との合成はパソコンで行うようになった。

 「サザエさん」を作るエイケンもデジタル制作を導入したが、「セル画の映像は微妙に線が揺れて温かみが出る」として、セルを使った回も残していた。
ついに消えるのですねぇ。昔は良く同級生にセル画の彩色の内職をやっている母親とかいたもので、その子がこっそり学校に持ってきて自慢してクラスのヒーローになってたなんて時代もありましたが。

デジタルが導入されて間もない頃はコンピューター自体も高価でさほど普及もせずその割りに仕上がり自体もあからさまにデジタル独特の質感でセル独特の味を出すにはまだまだ及ばずでしたが、約10年位前からデジタルらしさが抜けセルの質感に近くなってからは一気に普及し始め、5年位前からはもうほとんど見分けが付かないほどになっていたのとコンピューター自体が安価になったこともあり何より工程が簡単になったので完全にデジタル主体になってしまいましたね。まぁここまで技術が進歩すればセルにこだわる理由もなくなりましたからね。コレも時代の流れですね。

やはりセルよりデジタルのほうが画質が安定しているのが何よりの利点。セルの場合微妙に線画がずれたりぶれたりするのが特徴でそれがハイビジョンになると逆に目立ってしまうのでこれはもう変えざるを得ないといったほうがいいのでしょうね。

しかしセル原画っていうのは昔はアニメファン・コレクター向けレアアイテムの代表でしたが、そういうのがなくなるというのはちょっと寂しいかも。ちなみに私もセル画は以前コサキンのイベント時に頂いて来たコジコジのがありますが、その時の噂に聞いたところによるとあれって主要キャラ等が出ていないあまり価値のないものはほとんど廃棄されるんで相当なゴミとして扱われてみたいですからそういった意味では合理的な移行なんですよね。まぁ時期が来ればまたセルで作ってみたいなんていう職人の欲やファンの要求などもあるでしょう。

今日のBGM:サザエさん (宇野ゆう子)