ようやく発売!BLACK SABBATHのニューアルバム「13」
13 (Deluxe Edition) Disk1 1.End Of The Beginning 2.God Is Dead? 3.Loner 4.Zeitgeist 5.Age Of Reason 6.Live Forever 7.Damaged Soul 8.Dear Father 9.Na??vet?? In Black(Bonus Track) Disk2 1.Methademic 2.Peace of Mind 3.Pariah
70年代オリジナルラインナップ(-1)による「元祖へヴィ・メタル」33年ぶりの新作。本当のオリジナルラインナップでは15年前にはリユニオンという形でライブアルバムは出したもののスタジオアルバムは契約や大人の事情で立ち消えしてしまい、今作はメンバーの年齢的にもラストか?と囁かれもしましたので満を持しての発表。嫌が応にも期待は高まるばかりでした。
しかしドラマーのビル・ワードが耐え難い契約の都合上という形でこの再結成プロジェクトから降りてしまうアクシデントが。(実際はドラムが思うように叩けないほど体が衰えてしまったためらしい)さらにはトニー・アイオミが悪性リンパ腫と診断されレコーディングが遅れてしまうなどファンを何度も心配させ「本当に出るのか?」という噂まで流れた。
がしかし、新ドラマーにはRAGE AGAINST THE MACHINEのブラッド・ウィルクが抜擢され、今年に入ってからはレコーディングの模様や音源などが徐々にビデオ投稿サイトなどにアップされ順調に進んでいることが判明し、先日行われたOZZFEST JAPANの開催までこぎつけ日本にもBLACK SABBATHの存在感を知らしめることが出来たのである。そしてこのニューアルバムである。
さてその新作の内容はというと・・・
1曲目End Of The Beginningから1st1曲目の「Black Sabbath」を連想させるあのおどろおどろしい世界が見事に構築されておりまさしくサバス以外の何者でもないことがこの1曲で納得できる。2曲目以降も70年代黄金期のあのサバス・サウンドが、実にマリ○ァナでカッコよくキメたい曲が目白押しww
1曲目End Of The Beginningから1st1曲目の「Black Sabbath」を連想させるあのおどろおどろしい世界が見事に構築されておりまさしくサバス以外の何者でもないことがこの1曲で納得できる。2曲目以降も70年代黄金期のあのサバス・サウンドが、実にマリ○ァナでカッコよくキメたい曲が目白押しww
70年代のサバスの曲はそういう曲であり80年代のロニー・ジェイムス・ディオが居た時代の音とは全く違う芸術性とか技術とか皆無なのである。ロックの持つダイナミックさとグルーヴ、トニーのリフまたリフのギターによる前衛的感性、そしてオジーしか出せないこの声こそがこの世界観を構築しているだけである。彼らは自らのしてきたことが全て分かっておりコントロールできるからこそこのサウンドに落ち着いたのは間違いではなかった。凡百のバンドがこのサウンドに憧れ、目指し、並ぶことは出来ても追い抜くことは出来ない。唯一無二とはまさにこのこと。
ちなみに9曲目を含むボーナストラックは比較的近年のサバスサウンドに近いものが多い。まぁそういうことなのでしょうね。
しかし梅雨の時期こういう曲ばかり聴いていると少し滅入ってきますのであまり聴き過ぎないようにご注意をw( ̄▽ ̄;)