
ついにUNISONICのアルバムが発売されました~!ヽ(≧▽≦)ノバンザイ
1. Unisonic
2. Souls Alive
3. Never Too Late
4. I've tried
5. Star Rider
6. Never Change Me
7. The Morning After (bonus track)
8. Renegade
9. My Sanctuary
10. King For A Day
11. We Rise
12. No One Ever Sees Me
2. Souls Alive
3. Never Too Late
4. I've tried
5. Star Rider
6. Never Change Me
7. The Morning After (bonus track)
8. Renegade
9. My Sanctuary
10. King For A Day
11. We Rise
12. No One Ever Sees Me
思えばカイ・ハンセンがHELLOWEENを脱退したのが1988年末、残されたマイケル・キスクをはじめとするメンバーは91年に「PINK BUBBLES GO APE」という佳作を発表したものの所属レーベルとの問題が発生し英国を除く全ての国でこのアルバムが1年延期になってしまうアクシデントが発生。このブランクがキスクのミュージシャンとしての歯車を狂わせてしまうことになろうとは誰にも予想は出来なかった。その後「CHAMEREON」という問題作を発表した後にキスクもHELLOWEENを脱退することに。
キスクはその後ソロアルバムを2枚出したもののHR/HM色は薄くなり次第に様々なジャンルの音楽に挑戦し完全にロックシンガーとしてのアイデンティティーは消えつつあり完全に表舞台の人ではなくなってしまった。その後PINK CREAM69のメンバー2人によるPLACE VENDOMEのプロジェクトに携わることで次第にHRシンガーとしての活路に光るが見え始めることになる。実はこのプロジェクトはキスクを表舞台に引っ張り出すためのプロジェクトであった。そしてこのプロジェクトは一定の成功を収めさらにその延長上のプロジェクト、つまりそのバンドがこのUNISONICなのである。
一方カイ・ハンセンはHELLOWEENの世界的な成功は嬉しかったもののあまりにも順調すぎる成功で劇的な生活の変化とツアー中心の生活に疲れてしまったというのが直接的な脱退の理由だったのは後に明かされていたがGAMMA RAYというバンドでマイペースに活動し再び世界的な成功を収めるまでには時間はかからなかったものの完璧主義者であるカイ個人を中心に動いていたためその周りの裏で様々な人間が直接・間接問わず“犠牲”にされてきたことはあまり知られていない事実。
そんなカイもGAMMNA RAYで20年というひと段落を迎えようやく新しいステップに進むべき時だということを感じていたのであろう。その“恩返し”ではないがこのUNISONICにはカイの要素がなかったら単なるHRのプロジェクトの範疇で終わっていただろう。カイのメタル魂がこのUNISONICには良い意味でワイルドに仕立て上げられている。
しかしマイケル・キスクがここまでロックシンガーとして息を吹き返すなんて誰も想像できなかった。実際LOUDPARKのステージもどうやってオーディエンスを煽っていいかわからなかったそうで本当に久しぶりのロックシンガーとしてのキスクは貫禄がありながらも初々しく、またカイとの絡みも実に微笑ましく感動的であった。
メンバーはマイケル・キスク(Vo.)、デニス・ワード(B)、コスタ・ツァフィリオ(Ds)、マンディ・メイヤー(G)、そしてカイ・ハンセン(G)
デニスとコスタはPINK CREAM69で有名なのだがマンディ・メイヤーは最近ではGOTTHARDやKROKUS、古くはASIAや知る人ぞ知るバンドKATMANDUなどHR要素の強い畑の人なので正直カイとの相性は不安であったがそんなことは問題ではなかった。HELLOWEEN的なメタル要素は薄いがPLACE VENDOMEで垣間見えたHRな部分とバンドで培った自由度が加わりキャッチーでフックがありオールマイティなHR/HMとしてとても素晴らしい出来のアルバムです。
多分カイがもう少し大人でHELLOWEENにあのまま残っていたらこういう音楽性に落ち着くべきであっただろうと思われる内容。まぁGANNMA RAYのメタル・バンドとしての成功があったからこういう音楽をやる余裕も出来たのでしょう。ただやはりこういう音楽をやる時にはキスクとやると決めていたのかもしれませんね。ともあれまたライブが観たくなるバンドです。