ようやく例のDVDが届きました。

「LEMMY 49%MOTHERF**KER.51%SON OF A BITCH.」
(邦題:極悪レミー) のOVERKILL EDITION

「LEMMY 49%MOTHERF**KER.51%SON OF A BITCH.」
(邦題:極悪レミー) のOVERKILL EDITION
元祖ヘヴィ・メタルとも言われる暴走ロックン・ロールバンド「Motorhead」の極悪暴走番長ことレミー・キルミスターの昨年公開されたドキュメンタリー映画。
ロック史上数々の伝説を作ってきた彼の核心に迫る作品なのですが、冒頭からロサンゼルスの2部屋しかない自宅のアパートでテレビゲームに興じるシーンやフライドポテトを作るシーンなど庶民的な“人間・レミー”の側面を映し出す一方で、ロサンゼルスに馴染んだロックスター然としたイメージどおりのレミー、どちらも創られたものではなく彼の人間性が成し得た物である。
しかし観て初めて知ることも多い。リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリー、ビートルズに敬意を払い、薬物はヘロインよりもスピード、かつてはジミ・ヘンドリックスのローディだったこと、カスタムデザインのブーツ、ハットにマルボロ、コーラのジャックダニエル割り、ゲーム&スロット好き、ミリタリーヲタク&コレクター、バイカーに人気はあるが本人はバイクに乗らない・・・etc こだわりがあるというかそれしか必要としないというか、そういうものはMotorheadの音楽にも表れている。不器用というかマイペースというかまぁそれが良くも悪くもレミーなのである。それは多分に英国人の気質だからなのでもあるが。
Rocking Vickersでミュージシャンとしてのキャリアを歩み始め、世界的な成功を望みHawkwindに加入も度重なる迷惑行為やドラッグ所持がきっかけでクビになり、それがきっかけでMotorheadを結成。まるでMETALLICAをクビになったデイヴ・ムステインがMEGADETHを結成したかのようであるが、そういう怒りはロックの場合成功することが多いがMotorheadも然り。あのような攻撃的、凶暴な音は出せない。当時としてはかなり異端ではあったが、折りしもニューウェイブが盛んな時期にへヴィ・メタルとパンク・ロックのちょうど中間的な音楽性も成功の要因であったことは言うまでもない。AC/DC同様時代の流行に左右されないものはいつの時代も唯一無二の本物なのである。Motorhead無くしてはスラッシュ四天王も生まれていなかったと言うのも過言ではない。かといってレミーは常に「俺達はヘヴィ・メタル・バンドではない。ロックン・ロールバンドだ」という。要はロックはジャンルではなくアティテュード、人生そのものなのである。


トレードマークのRickenbacker製のベース、Marshall製のアンプといいほとんどのミュージシャンがあまり使用しないメーカーをチョイスするあたりはまさにこだわりを感じる。Rickenbackerはビートルズのジョン・レノンやジョージ・ハリスンが使用したことで有名なので使用する理由も分かる。Marshallはギターアンプはあまりに有名だが、ベースアンプはあまり知られていない。しかしMarshallは英国製である。そのあたりに普通のベースとは違うまるでギターのような存在感のある音にレミーのこだわりを感じる。しかしパッケージに使用されている写真にもありますが、“Rickenbastard”や“MURDER ONE”といったシャレたロゴがニクイですねぇw


トレードマークのRickenbacker製のベース、Marshall製のアンプといいほとんどのミュージシャンがあまり使用しないメーカーをチョイスするあたりはまさにこだわりを感じる。Rickenbackerはビートルズのジョン・レノンやジョージ・ハリスンが使用したことで有名なので使用する理由も分かる。Marshallはギターアンプはあまりに有名だが、ベースアンプはあまり知られていない。しかしMarshallは英国製である。そのあたりに普通のベースとは違うまるでギターのような存在感のある音にレミーのこだわりを感じる。しかしパッケージに使用されている写真にもありますが、“Rickenbastard”や“MURDER ONE”といったシャレたロゴがニクイですねぇw
そしてこの映画の見どころはまずMotorheadに影響を受けた、または関わったジャンルを問わない多数の豪華ミュージシャン達がコメントで出演しています。中でもレミーの盟友、オジー・オズボーンいわく“究極のマイペース男”と言うのには納得w
またライブ映像もあり、本編ではMETALLICAとの共演シーンや特典ディスクにはその完全版と2008年にドイツで行われたものも収録されていてかなりヤバイ感じw というかこの特典ディスクは本編のアウトテイクとも言うべき内容なので本編では理解できなかった部分もある程度理解できるのでこれは嬉しい内容となっています。
そしてこの映画が一番伝えたかったのではないかと思われること。それはレミーの人間性。ツアーに同行する全てのロードクルー・ローディーをとても大切にしている点でそれは彼もかつてローディをしていたからだそうで。“極悪”だからこそのロックへの徹底したプロフェッショナルぶりは多くのミュージシャンが尊敬する理由のひとつでもある。またかつて愛した女性をヘロインで亡くして以来ヘロインだけは手を出さないというのも不器用ながらの優しさを感じます。

生ける伝説も現在65歳!あとどれだけ現役で活躍できるかは分かりませんが、LAのレインボウというバーにツアー以外の大半は居るそうなので今日も多分そこでゲームに興じながらコーラのジャックダニエル割りを飲んでいるのかも知れませんね。
ちなみにこのDVDには通常の2倍レベルの「爆音5.1ch」なる音声が収録されているそうですw 再生アンプがないのでまだ聴いてはいませんが・・・かなりの音圧らしい( ̄▽ ̄;)